皆さん、こんにちは。
今日は久しぶりにカジュアル統率者デッキを紹介したいと思います。
丁度、今週末の統率者で使用を考えているデッキになりますので後々デッキ構成が大幅に変わる可能性がありますのであくまでも叩き台として。
それでは早速見ていきましょう。
※カード画像引用元:マジック:ザ・ギャザリング公式カードギャラリー様
合体した非道、ウラレック
欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
能力は複雑そうで意外と簡単な統率者。
マナシンボルに5色全てを含みますので5色統率者として運用でき、欠色で仲間外れだったエルドラージをまとめ上げることが可能になりました。
エルドラージ呪文を唱えるたびに無色2マナ支払えば、スタック上の呪文と起動型能力・誘発型能力もまとめてコピーできます。
このときコピーする呪文や能力はエルドラージに限りませんので便利そうではありますが、エルドラージ呪文を唱えたときにしか能力が誘発しませんので使いづらい場面が多くなりそうな印象です。
単純に瞬足を付与する置物を軸として組んでいくのも楽しそうな統率者ですが、私は今回『上陸』を軸としたデカブツで殴っていく構築にしました。
ウラレックのコピーに関しては要所要所でコピーできそうなタイミングを狙って行く感じにしています。
伝説のエルドラージなんかもコピーしたところで数は増えませんが、能力が単純に倍になるだけでも雑に強いからです。
採用したカード『土地追加セット』
全てのクリーチャーを紹介していきませんが、キーカードになりそうなものだけピックアップしていきます。
あなたの各ターンに、あなたは追加で土地を2つプレイしてもよい。
あなたの各ターンに、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたがコントロールしている土地は、それの他のタイプに加えてすべての基本土地タイプでもある。
あなたは、あなたの各ターンに追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたは、あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
あなたの各ターンに、あなたは追加で土地1つをプレイしてもよい。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカード1枚を引いてもよい。
あなたは、あなたのターンにさらに1つの土地をプレイしてもよい。
領界路への旅が戦場に出たとき、あなたのライブラリーから、異なる名前を持つ土地カード最大5枚を探し、追放する。その後、ライブラリーを切り直す。
あなたの終了ステップの開始時に、領界路への旅によって追放されているカード1枚を無作為に選び、タップ状態で戦場に出す。
土地の採用枚数が39枚とかなり多くなっていますので、追加土地セットカードを多めに採用しています。
後述しますが採用した上陸カードとも相性が良いので比較的ストレスフリーで使っていけそうな感覚はあります。
あまりにも数が多いと感じた場合は、採用枚数を減らして打ち消しや除去札との入れ替えを検討中。
『領界路への旅』はウルザ土地なんかを引っ張ってこれるので悪くないカードですが、追放したカードが全て出揃うのに5ターンのタイムラグがあるのがネックではあります。
採用したカード『上陸』
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、好きな色1色のマナ1点を加える。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、好きな色1色のマナ1点を加える。その後、この能力が解決されたのがこのターン内で2回目なら、エルフやエレメンタルであるカード1枚が公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。そのカードをあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、食物・トークン1つか宝物・トークン1つを生成する。(食物は、「(2), (T), このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。宝物は、「(T), このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
創造の座、オムナスが戦場に出たとき、カード1枚を引く。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは4点のライフを得る。二度目なら、(赤)(緑)(白)(青)を加える。3度目なら、創造の座、オムナスは各対戦相手とあなたがコントロールしていない各プレインズウォーカーに、それぞれ4点のダメージを与える。
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得て、カード1枚を引く。
追加土地セットができるカードを多く採用しているので、それに併せて『上陸』カードも複数枚採用。
基本的には土地を置くことでマナが増えるクリーチャーをメインに採用しています。
また墓地からの土地利用も視野に置います。
採用したカード『墓地土地利用』
あなたはあなたの墓地から土地をプレイしてもよい。
あなたは、あなたの墓地から土地をプレイしてもよい。
メインで採用したのはこの2枚。
フェッチランドを多めに採用しているので墓地利用の有用性は高いです。
手札に土地が無いということも考えられるし、追加セット権まで得ていると中々用意しきれないので墓地利用を採用しました。
採用カード『エルドラージ』
欠色(このカードは無色である。)
トランプル
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは速攻を得て、+X/+0の修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしているエルドラージの数に等しい。
エルドラージ1体にパンプと速攻を付与できる優秀なクリーチャー。
自身もトランプルを持っているのも無駄がなく、最低でも+1修正は毎ターン行えます。
召喚酔いの滅殺持ちエルドラージもこのクリーチャーによりすぐアタックに参加することができるのは非常に◎です。
欠色
威迫
ビスマスの精神裂きがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは、土地でないカード1枚が追放されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。あなたは、マナ・コストを支払うのではなくその呪文のマナ総量に等しい点数のライフを支払ってそのカードを唱えてもよい。
戦闘ダメージを与えたプレイヤーのライブラリーから坊主めくりを行い、捲れた呪文をライフで支払って唱えられるという4マナにしては小回りが効くクリーチャーです。
また自身が威迫を持っており、攻撃が通しやすいのも非常に良いです。
欠色(このカードは無色である。)
キッカー(1)(◇)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(1)(◇)を支払ってもよい。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
あなたがこの呪文を唱えたとき、これがキッカーされていた場合、土地1つを対象とする。それを追放する。
キッカーコストを支払うことで土地も割れるエルドラージ。
キッカーコストを支払わなくても好きな土地をアンタップインできることから非常に優秀なカードです。
今回のデッキはウルザ土地を採用していることから、このクリーチャーの有用性は高いです。
ウラレックでコピーできるとかなりお得です。
欠色
あなたがこの呪文を唱えたとき、各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を選ぶ。それのパワーがそれらのクリーチャーのパワーの合計に等しく、それのタフネスがそれらのクリーチャーのタフネスの合計に等しく、それが無色のエルドラージ・クリーチャーであることを除き、それらのクリーチャーのうち1体のコピーであるトークン1つを生成する。
各対戦相手のクリーチャーをそれぞれ1体ずつ選び、それらのクリーチャーのパワーとタフネスの合計を持った3体の内の1体のコピーになるトークンを生み出すエルドラージです。
状況に応じてコピー先を選べるほか、パワータフネスが3体の合計になるので非常にデカいトークンとして出すことも可能です。
更に自身も7/8と申し分ないので隙が無いです。
欠色
あなたがこの呪文を唱えたとき、各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、それらのコントロールを得る。それらのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それらはトランプルと速攻と滅殺1を得る。
トランプル、速攻、滅殺1
各対戦相手につきそれぞれ1体ずつコントロール奪取した後に、トランプル・速攻・滅殺1を付与してアタックに参加させることができるクリーチャー。
自身もトランプル・速攻・滅殺1があるので最大で滅殺4を対戦相手に叩きこむことができます。
現出(6)(赤)(赤)(この呪文を、クリーチャー1体を生け贄に捧げ、そのクリーチャーのマナ総量だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの手札を追放してもよい。そうしたなら、カード3枚を引く。
飛行
あなたが唱える各クリーチャー呪文はそれぞれ現出を持つ。現出コストは、それのマナ・コストに等しい。
現出コストで唱えられることができ、手札補充や後続呪文に現出を付与したりと縁の下の力持ちカードです。
現出を付与するクリーチャーはエルドラージでなくても良い点が使いやすいです。
限定的な状況になりますが、相手クリーチャーのコントロールを奪って現出コストに充てるといった動きも可能です。
あなたがこの呪文を唱えたとき、プレイヤー最大2人を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるカード2枚を予示する。あなたは、これにより予示されたカード1枚につき1枚のカードを引く。(カードを予示するとは、「それを裏向きで2/2のクリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてもよい。」ということである。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての無色のクリーチャーは+3/+2の修整を受ける。
新たに登場した新コジレック。
プレイヤー最大二人を選び、それぞれ手札から二枚予示します。そしてこれにより予示されたカード1枚につき、1枚のカードを引ける効果を持ちます。
更に自身の無色クリーチャーに+3/+2修正を与えるロード効果も持ちます。
予示するプレイヤーの内1人は自分でも良いため、マナコストが大きいクリーチャーを予示で展開しつつドローに変換するといったことも可能で、意外と応用が利きます。
さらに自身の予示されたカードはロード効果で5/4というスタッツになるので戦力としても悪くありません。
あなたがこの呪文を唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーにあるカードの枚数の端数を切り上げた半分の枚数のカードを一番上から追放する。
護法 ― パーマネント2つを生け贄に捧げる。
穢すもの、ウラモグは、追放領域にあるカードの中のマナ総量の最大値に等しい個数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
これは滅殺Xを持つ。Xは、これの上にある+1/+1カウンターの個数に等しい。
唱えたときに対戦相手1人のライブラリーを半分吹き飛ばすカード。
ウラレックでコピーできれば2人のライブラリーが半分消し飛びます。
また追放されているカードのマナ総量が最大値に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る上、載ったカウンターの個数に等しい滅殺を持ちます。
ウラモグの効果以外で追放されているカードも参照されるのでその辺は覚えておくと良いでしょう。
護法も優秀であり、単一除去に対しては少しばかりの抵抗力を持っています。
あなたがこの呪文を唱えたとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているすべてのクリーチャーのコントロールを得る。
飛行、プロテクション(呪文やこのターンに唱えられたパーマネント)
再誕世界、エムラクールが戦場を離れたとき、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。
マッドネス ― 6点の(◇)を支払う。
唱えたときにプレイヤー1人のコントロールしているクリーチャーを奪うことができます。
唱えたとき誘発のため、エムラクール本体が打ち消されたとしてもコントロール奪取は行われます。その場合は、下の効果にある自身のクリーチャー生贄は発生しませんので覚えておくと有効的に使える場面があるかもしれません。
プロテクションがかなり優秀で、エムラクールが出たターンはほぼ無敵といった感じ。
瞬速で出てくるパーマネントの効果からも耐性があり、唯一無二の除去耐性です。
またマッドネスによるキャストも可能で、その場合無色6マナと縛りが厳しいマナ要求ですが破格のコストで唱えることができます。
趣味枠『プレインズウォーカー』
あなたが無色の呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きに追放し、それを見る。無色の2/2のスピリット・クリーチャー・トークンを1体生成する。そのトークンが戦場を離れたとき、その追放したカードをあなたの手札に加える。
[-3]:1色以上の色を持つパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
プレインズウォーカーは完全にブログ主の趣味枠ですが、エルドラージといえばウギンは欠かせないでしょう。
無色2マナが軽くなるので、アーティファクトやエルドラージカードと相性が良いです。
また予示により継続的にアドバンテージを確保でき、状況に応じて有色パーマネントを追放できます。
[+2]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。精霊龍、ウギンはそれに3点のダメージを与える。
[-X]:マナ総量がX以下の、1色以上の色を持つ各パーマネントをそれぞれ追放する。
[-10]:あなたは7点のライフを得て、カードを7枚引く。その後、あなたの手札にある最大7枚までのパーマネント・カードを戦場に出す。
ウギンと言えばこのカードも欠かせないでしょう。
プラスの忠誠度能力で稲妻を飛ばすことができ、マイナス忠誠度能力で支払ったX以下の有色パーマネントを追放できます。
今回は上陸軸なので自分も被害を受けることがありますので、その辺は注意が必要です。
採用カード『無色土地』
刻印 ― ウギンの迷宮が戦場に出たとき、あなたの手札にありマナ総量が7以上である無色のカード1枚を追放してもよい。
(T):(◇)を加える。ウギンの迷宮によってカードが追放されているなら、代わりに(◇)(◇)を加える。
(T):その追放されているカードをオーナーの手札に戻す。
必須と言っていいカード。
戦場に出るに際し、無色7マナ以上のカードを刻印すると無色2マナが出せる土地です。
これによりウラレックを高速キャストできる上、コピーのコスト支払いにも充てられます。
また刻印したカードは後で回収できるので無駄がないカードです。
死者の原野はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
死者の原野か他の土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが名前の異なる土地を7つ以上コントロールしている場合、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
異なる名前の土地が7種類以上あれば上陸効果で2/2のゾンビが出てきます。
上陸軸のため土地枚数が多く、土地追加セットが容易な為、継続的なアドバンテージを発揮してくれます。
次元の結節点はすべての非基本土地タイプである。(非基本土地タイプには、ウルザの、球層、鉱山、砂漠、神座、棲み家、塔、洞窟、魔力炉、門が含まれる。)
(T):(◇)を加える。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
このカード1枚でウルザ土地の条件を揃えることができるもの凄いカード。
勿論、このカードに併せてウルザ土地も何種類か採用しています。
既に金額がお高いですが、買う価値がある土地だと思ってます。
おわりに
如何だったでしょうか。
デッキリストを下記に貼っておくので、一つの叩き台として参考にしてもらうと嬉しいです。
かなりカロリーが高めなデッキなので、何度も回してみてブラッシュアップが必要ではあります。
私個人として何度か回してみましたが、土地の採用枚数が多めなのと上陸誘発するカードが置けると意外と何とかなるなって感じの仕上がりです。
打ち消しや除去の枚数などは各個人で増減するとは思います。
新カードをできるだけ採用していたりもしていますが不要そうなカードは入れ替え候補ですね・・・。
ブログ主の趣味でエンチャントが無駄に多かったりと色々気になるところはあるでしょうが個人的には気に入ってるデッキです。
使用感として気になったのは速攻付与が殆ど無いため、エルドラージが殴れない場面があってモジモジした辺りでしょうか。
またパワーカードが多いのでヘイトが高まりやすい傾向にあります。
無限コンボにはすこぶる弱いですが、肉のぶつかり合いなら負けていません。
もしリストを見て、気に入った方がいらっしゃれば改造案などを教えていただきたいです。
それでは次の雑記でお会いしましょう。
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