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【統率者/EDH】シークレットレイアーのジュラシックコラボを見ていく②【Secret Lair】【Secret Lair X Jurassic World™: Dr. Ian Malcolm】

https://secretlair.wizards.com/us/product/879326/secret-lair-x-jurassic-world-dr-ian-malcolm-foil-edition

皆さん、こんにちは。

今回は前回に引き続き『ジュラシックコラボ』の『Secret Lair』商品を簡単に紹介していきたいと思います。

ジュラシック関係の『Secret Lair』は前回と今回の2種類の商品しか発表されていません。

前回は下にリンクを貼っておきます。

それではいきましょう。

【統率者/EDH】シークレットレイアーのジュラシックコラボを見ていく①【Secret Lair】【Secret Lair x Jurassic World: Life Breaks Free】

 

 

Secret Lair X Jurassic World™: Dr. Ian Malcolm


今回紹介していく商品はまさかのジュラシックシリーズに登場していた人物で、カオス理論家『イアン・マルコム』のみに焦点を当てたセットになります。

ジュラシックシリーズは登場人物が多い作品なので一個人のみのセットを展開するというのは中々思い切ったなという感じですが、どうやら海外の方ではかなり人気のあるキャラクターのようです。

確かにイアン・マルコムは人間臭くて良い人物です。

ジュラシックシリーズの殆どの作品に出演し、役者が出ていない作品でも名前のみの登場など作品登場回数はジュラシックシリーズの人物の中では最多を誇ります。

作品への登場回数や海外での人気を考えると悪くない商品展開かもしれません。

それでは各1枚ずつ見ていきましょう。

 

研究室の偏執狂/Laboratory Maniac

あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。


ライブラリーにカードが無い時にカードを引くとゲームに勝利する、という特殊勝利を狙いにいけるカードです。

統率者戦に於いてライブラリーを吹き飛ばす行為はそれほど難しくは無く、寧ろそれを狙いやすいデッキがTier上位に食い込んでいるのが今の統率者の現状です。

このカードはクリーチャーであることが利点になる場合があり、クリーチャーサーチなんかは緑を含むデッキであれば容易に準備できますし、クリーチャーであるため打ち消しに当たりにくい可能性があります。

ただ問題点があるとすれば、よく特殊勝利系で利用される『タッサの信託者』とは似て非なる者であるということ。

こちらはライブラリーが無い時にカードを引く必要があり、ひと手間必要なのがネックになってくるでしょう。

能動的にカードをドローする手段が必要となって来るため、どうしても使いにくい一面があるのは否定できません。

ただライブラリーを消し飛ばすことのみに注力したデッキなんかでは採用価値はありそうなので、1枚持っておくのは損では無いでしょう。

ちなみに今回使用されたイラストはおそらくジュラシックパーク1作目の恐竜を見て回るツアー体験の試乗をしていた場面でしょう。

一向に恐竜が現れないのでイアン・マルコムがカメラに向かってハモンドを煽っているシーンだと思われます。

 

ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter

各対戦相手はそれぞれ、その追放したカードのマナ総量の合計が20以上になるまでライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放していく。


次のカードは『ターシャズ・ヒディアス・ラフター』です。

LOデッキなんかではよく採用されているカードで、各対戦相手のライブラリートップからマナ総量が20になるように追放していきます。

切削と違い、追放することでLO対策であるエルドラージ系カードを無視できるのは非常に大きいです。

また各対戦相手のライブラリーなので、統率者戦に於いても全然使用できるカードのように思えます。

イラストはジュラシックパーク1作目で、商業をメインとした島『イスラ・ヌブラル島』へ向かう途中のヘリの中での会話シーンでしょう。

非常に嫌味のきいた顔で素晴らしいイラストです。

 

 

黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang

探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)

(2)(緑/青)(緑/青):カードを2枚切削する。その後、対戦相手1人が選んだあなたの墓地にある土地でないカード1枚を、あなたの手札に戻す。


次は、絶対にイラストで選んだだけだろう選手権第一位のカード黄金牙、タシグル』です。

こういったセンスある選定ができるのになぜ『Jurassic World: Life Breaks Free』の方ではできなかったのか謎です。

黒単色のクリーチャーですが、起動効果に緑と青を含みますのでスゥルタイカラーの統率者として使用できます。

このクリーチャーの使用感については全く詳しくないので何も語れませんが、イアン・マルコムをセクシーに使用したい場合はオススメできるでしょう。

イラストはジュラシックパーク1作目で負傷した際に治療のため横になっているシーンです。

このシーンは意外と印象に残っているシーンで、イラストを見た瞬間に映画のこのシーンが浮かぶくらいには脳裏に焼き付いていました。

おそらくこのセクシーなシーンが好きなスタッフがチョイスしたのでしょう。

今回はタシグルが選出されましたが、『王冠泥棒、オーコ』でも面白かったです。

ただ統率者領域に置くことを考えればタシグルのがいいので、有難くこのセクシーマルコムを領域に鎮座させておきましょう。

私はこのカードを見て、このセットを買うと心に決めました。

 

巣を守る者、アトラ・パラーニ/Atla Palani, Nest Tender

(2),(T):防衛を持つ緑の0/1の卵クリーチャー・トークンを1体生成する。

あなたがコントロールしている卵が1体死亡するたび、クリーチャー・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。そのカードを戦場に出し、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


お次は『巣を守る者、アトラ・パラーニ』とそこから生成される『卵・トークン』です。

このカードは『Secret Lair』の登場が示唆されていた段階で公開されていたカードなので知っていた方は多いでしょう。

ナヤカラーの統率者で、『イクサラン:失われし洞窟』で発売された恐竜の構築済み統率者デッキと色が合うのが素晴らしいです。

能力も中々面白く、

①2マナとタップで卵・トークンを生成。

②卵が死亡するたびに、ライブラリートップからクリーチャーが出るまで坊主めくり

が行えるカードです。

自身が生成していない卵クリーチャーでもこの効果は誘発するので、軽い卵クリーチャーや多相の戦士を採用する手もあります。

デッキ内のデカブツをこれにより踏み倒しができるため、割かし人気の統率者なのではと思っています。

ナヤカラーであるため大概の恐竜クリーチャーが採用できますし、色縛りの無いデカブツエルドラージなんかを踏み倒して行くのも良いでしょう。

ただ能動的に卵を割る手段が必要なのと、デッキ構築する上で卵カードとデカブツクリーチャーの割合が難しい部分はあります。

楽しい統率者ではあると思うので私個人としても組んでみたい統率者です。

イラストはジュラシックパーク1作目の孵化室のシーンでしょう。

幼いながらこのシーンはかなり魅入った記憶があります。

 

 

おわりに

如何だったでしょうか。

記事を書いているときに気付きましたが、使用されているイラストは全部ジュラシックパーク1作目の物だと思います。

そう考えると各作品にそれぞれカードイラストを張れるくらい印象的なシーンが数多く点在しており、本流セットのコラボ枠を加味しても『ジュラシックシリーズ』を全て表現するには全然不足していたと感じます。

指輪物語:中つ国の伝承』みたいなメインセット+統率者デッキといった形で発売してくれていれば、もう少し細かいシーンまでカード化されたでしょう。

一度コラボした作品がもう一度コラボし直すといったことは無いように思いますので、一先ずジュラシックシリーズは終了と言うことです。

始まる前はあれだけワクワクしていた今回のコラボですが、いざ終わってみると有難いと思いながらも寂しい気持ちもあります。

十二分に満足できたかと言われるとそうではありませんが、今回のコラボに関しては感謝してもしきれません。

今後も色々なコラボ商品が展開されていくでしょうから、そちらも楽しみにしていきたいですね。

今のところ判明している今後のコラボ展開ですが『Fall Out』、『アサシンクリード』、『FFシリーズ』、『MARVEL作品』です。

どれもファンが多い作品ですので収録内容が非常に気になるところです。

今後そちらの情報が出てきた際には何らかの形で記事にしたいと思います。

それでは次の雑記でお会いしましょう。

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Taisa

職業:自営業 ブログ内容:主にMTGメインで集めており、統率者を主戦場として活動しております。 他TCG(遊戯王、ポケカ)も多少なりとも集めています。あとは玩具の紹介などです。基本的には雑記ブログですが、訪問していただいた方々が満足できるような情報も発信していけるよう努力する所存です。

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