皆さん、こんにちは。
今回はあまりにも雑記ネタが無いのでカジュアルで使えるレベルの共闘デッキを簡単に紹介します。
『ジュラシック・コラボ』では統率者で強いと言われる「共闘」持ちのクリーチャーが登場しました。
それは『ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ』と『忠実なラプトル、ブルー』です。
映画作品の『ジュラシック・ワールド』1作目から登場した一人と一匹ですが、映画での関係を上手くカードに落とし込んでいるデザインです。
それでは見ていきましょう。
ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ
(T):恐竜1体を対象とする。それの上に威迫カウンターやトランプル・カウンターや到達カウンターや速攻カウンターのうち1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
『忠実なラプトル、ブルー』とのみ共闘が許されたカード。
統率者に指定していない場合は、場に出た際にプレイヤー1人を指定しライブラリーから『忠実なラプトル、ブルー』をサーチできます。
能力の起動はマナがかからないタップのみで、恐竜1体を指定し威迫カウンター・トランプルカウンター・到達カウンター・速攻カウンターの内どれか1個を置くことができます。
ソーサリータイミングのみしか起動できないのが少しテクニカルさに欠ける部分ではありますが、共闘するブルーを指定すれば後続恐竜達を大幅に強化することが可能です。
本体スペックを見ると完全にサポート専といった感じです。
地味に人間・兵士といった優秀な部族を持っています。
忠実なラプトル、ブルー
《ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ》との共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから《ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ》を自分の手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。)
あなたがコントロールしていてこれでない恐竜は、忠実なラプトル、ブルーの上にあるカウンターの各種類につきそれぞれ、その種類のカウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
『ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ』とのみ共闘が許されたカード。
統率者に指定していない場合は、場に出た際にプレイヤー1人を指定しライブラリーから『ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ』をサーチできます。
能力はブルー以外の恐竜が戦場に出るに際し、ブルーの上に置かれている各種カウンターが1個置かれた状態で出てくるというもの。
先述した『ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ』とのシナジーを強く意識したカードデザインです。
カウンターの種類に制限が無いため、ありとあらゆるカウンターを置きさえすれば、後続の恐竜が超強化されるなんてことがあり得ます。
ただしデメリットをもたらすカウンターもこの効果に含まれるため、相手によっては窮屈になる場面もあるでしょうか。
また各種カウンターをそれぞれ1個ずつなので、大量に+1/+1カウンターを置いたとしても一個しか乗らないのは覚えておきましょう。
デッキリスト
一先ず簡単にデッキを考えてみました。
土地基盤や汎用カード、高額カードなんかは完全に個人の主観の為、気に入らないカードはどんどん入れ替えてみてください。
基本的にはオーウェンの効果でブルーにカウンターを置き、恐竜達を展開していくようなデッキです。
作成者により、色々と方向性が違うのであくまで参考程度までに・・・。
相性の良さそうなカード
先制攻撃
あなたが唱える恐竜呪文は徘徊(2)(赤)を持つ。(あなたがこのターンにそのクリーチャー・タイプであるクリーチャーでプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたなら、その呪文を徘徊コストで唱えてもよい。)
マナコストが重い恐竜を多く採用しているとまず間違いなく必要になってくるカードでしょう。
今後の恐竜強化なんかが来るたびに話題に挙がりそうなので、今回のコラボ枠の中で最も優先的に確保したカードです。
恐竜が戦闘ダメージを与えると、それ以降に唱える恐竜カードが徘徊コスト(赤+無色2マナ)で唱えられるようになります。
どんなにコストがかかる恐竜でも3マナで唱えられるのはあまりにも破格すぎます。
無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤー以外の各対戦相手につきそれぞれ、このクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)
災厄の末裔がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、アーティファクトやエンチャントでありそのプレイヤーがコントロールしている1つを対象とする。それを破壊する。
戦闘ダメージが通ると、通されたプレイヤーのエンチャントかアーティファクトを破壊できる無尽持ちの恐竜です。
無尽があるのでガードの甘いプレイヤーを殴るだけで、ついでに他のプレイヤーにもブロックを強要できます。
トランプルが無いといった点でダメージを通しにくいのですが、オーウェン&ブルーでトランプル付与さえしてしまえば問題なしです。
また速攻も付与できるため、オーウェン&ブルーが定着した場合には多大な恩恵を与えてくれるでしょう。
貪食3(これが戦場に出るに際し、望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、それらのクリーチャーの数の3倍に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
貪欲なティラノサウルスが攻撃するたび、これでないクリーチャー最大1体を対象とする。これはそれに、これのパワーに等しい点数のダメージを与える。余剰のダメージは、代わりにそのクリーチャーのコントローラーが受ける。
トランプル・速攻が無いのが惜しまれていましたが、オーウェン&ブルーで付与できるのは有難いでしょう。
貪食3による暴力的な強化を行い、アタック時にダメージを飛ばしつつ余剰ダメージをプレイヤーに飛ばす前のめりな効果ですが、トランプル・速攻を付与できれば更に攻め手に磨きがかかります。
オーウェン、ブルー、レクシィの並びはまさに『ジュラシック・ワールド』1作目でのインドミナスレックスとの最終決戦を彷彿とさせるでしょう。
現出(6)(青)(この呪文を、クリーチャー1体を生け贄に捧げ、そのクリーチャーのマナ総量だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。)
高揚するモササウルスが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、恐竜でない各クリーチャーをそれぞれオーナーの手札に戻す。
8マナと重いですが、現出コストにより最安青1マナで唱えることができます。
恐竜以外を全てバウンスしますが、自軍は基本的に強力な恐竜を展開していくプランなので全く問題ないです。
この呪文を唱えるための追加コストとして、パワーが4以上であるクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから恐竜クリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。次のあなたのターンまで、それは破壊不能を得る。
コストに縛りがある『野生の秩序』ですが、呼んできた恐竜に破壊不能を付与できるのが大きな強みです。
デッキに採用している『頂点のアルティサウルス』を踏み倒すと、相手の盤面のクリーチャーを全て破壊しつくすまで暴れ回ります。
状況によっては全除去に成り得るカードです。
また『暴走暴君、ガルタ』なんかを呼んできて、手札の恐竜全て出すなんかも豪快で楽しそうです。
あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの能力を、それらのクリーチャーが速攻を持っているかのように起動してもよい。
(1),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。
クリーチャーの能力を速攻が持っているかのように起動できるようになるアーティファクト。
オーウェンの効果がどうしても1ターンのラグがあるので、そこを解消できる良カードです。
また1マナとタップでオーウェンをアンタップできるので、もう一度起動能力が使えるようになるのも非常に相性が良いと思っています。
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体戦場を離れるたび、それの上にカウンターが置かれていた場合、オゾリスの上にそれらのカウンターを置く。
あなたのターンの戦闘の開始時に、オゾリスの上にカウンターが置かれていた場合、クリーチャー1体を対象とする。あなたはオゾリスの上からすべてのカウンターをそれの上に移動してもよい。
カウンターの保険カード。
オーウェンでばら撒いたカウンターを再利用できるため、今回は採用しました。
オゾリスからカウンターを動かすのは任意なので、ブルーがいない場合はオゾリスに置きっぱなしという状況もあるでしょう。
ただし個々にカウンターを動かせないので、その辺は地味に使いにくいところです。
おわりに
如何だったでしょうか。
『ジュラシック・コラボ』と『イクサラン:失われし洞窟』の登場により、恐竜カードが増えたのは非常に有難いです。
特にジュラシック・コラボ関連のカードは、再び恐竜部族に焦点が当たる際に再評価されるカードが多いように思いますので、安い価格で見つけた際は購入しておいた方が良いかもしれません。
まあ当分は無さそうですが・・・。
次の雑記ネタが無いのでまた空白期間ができそうですが、何かデッキが思いついたときは今回のような感じでまとめてみたいと思います。
それでは次の雑記でお会いしましょう。
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