皆さん、こんにちは。
本日、2023年10月31日に新たな『ジュラシック・コラボ』のカードが数枚公開されました。
今回も公開されたカードを一枚ずつ見ていきたいと思います。
それではいきましょう。
前々回↓
【ジュラシック・ワールド】ジュラシックコラボのカードを見ていく①【イクサラン:失われし洞窟】【MTG】
前回↓
【ジュラシック・ワールド】ジュラシックコラボのカードを見ていく②【イクサラン:失われし洞窟】【MTG】
今回発表されたカード
Blue, Loyal Raptorとの共闘
(T):恐竜1体を対象とし、それに威迫かトランプルか到達か速攻カウンターのうちあなたが選んだ1個を乗せる。ソーサリーとしてのみ行う
『Blue, Loyal Raptor』との共闘持ちカードです。
やはり「オーウェン・グレイディ」もカード化されました。
イラストは『ジュラシック・ワールド』1作目でインドミナスレックスをラプトル4姉妹と一緒に追跡していたシーンの再現でしょう。
効果は恐竜1体を選び、4種類あるカウンターの中から1種類を選んで置くことができます。
これは「ブルー・デルタ・エコー・チャーリー」の4姉妹ラプトルへの命令を意識したようなデザインです。
作中ではオーウェンは「恐竜監視員」であることから、ヴェロキラプトルの飼育を担当していました。
※小ネタだが、オーウェンが着用しているジャケットは「ジュラシック・パーク」1作目で登場した恐竜監視員の「ロバート・マルドゥーン」と同じ型である。
個人的にはラプトル達に秩序をもたらしていたのでカラーに白を入れて欲しかったです。
『Blue, Loyal Raptor』と組み合わせると4色になるので警戒したのか・・・?
Owen Gardy, Raptor Trainerとの共闘
これに乗っているカウンターの種類1つにつき、あなたがコン卜ロ一ルする他の恐竜はその種類の各カウンター1個が乗った状態で戦場に出る
『Owen Gardy, Raptor Trainer』との共闘持ちのクリーチャーです。
やっと『ブルー』が公開されました。
イラストは『ジュラシック・ワールド』2作目でインドラプトルにとどめを刺すシーンの再現でしょう。
自身に置かれているカウンターの種類をそれぞれ1つずつ、他の恐竜が出るに際し置いた状態で出すことができるようになります。
唱えたときの条件が無いため、踏み倒しで出てくる恐竜クリーチャーも対象になります。
『Owen Gardy, Raptor Trainer』とのシナジーがわかりやすく組まれており、出しさえすればとりあえず後続を強化できるというのは有難いでしょう。
カードデザインはかなり好みです。
先制攻撃
あなたが唱える恐竜呪文は徘徊(2)(赤)を持つ。(あなたは、このターンあなたがプレイヤーに戦闘ダメージを与えたクリ一チャ一と、そのクリーチャータイプのいずれかを持つ呪文を徘徊コストで唱えてもよい。)
続いては『ジュラシック・パーク』1作目で登場したヴェロキラプトル達のカードです。
イラストは1でマルドゥーンを殺害したシーンの再現でしょう。
能力は恐竜が『徘徊(2)(赤)』で唱えられるようになるという恐ろしい効果です。
どんなにマナコストが重いクリーチャーでも、恐竜でダメージさえ通せば3マナで踏み倒せるのはヤバすぎます。
恐竜部族デッキを組む際なんかはマスト採用でしょう。
これを唱える追加コストとして、パワー4以上のクリ一チャ一1体を生贄に捧げる。
あなたのライブラリーから恐竜クリ一チャ一カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後切り直す。それはあなたの次のターンまで破壊不能を得る
固有名を持ったカードでは無いですが、『ジュラシック・パーク』3作目の顔役であるスピノサウルスが描かれたカードが公開されました。
イラストは序盤に若きティラノサウルスをいとも簡単にねじ伏せたシーンの再現でしょう。
効果も中々に強力で、『自然の秩序』が恐竜用に調整された様なカードです。
唱えるための条件に縛りがあるため、おまけとして戦場に出した恐竜は次の自分のターンまで破壊不能を持ちます。
こちらも恐竜部族デッキではお世話になりそうなカードです。
これが戦場に出るか攻撃するたび、最大1体のクリ一チャ一を対象とし、それに-1/-1カウンターを1個乗せる。
対戦相手がコン卜ロ一ルする-1/-1カウンターが乗ったクリ一チャ一ではブロックできない
まさかのディロフォサウルスがカード化しました。
イラストは『ジュラシック・パーク』1作目の、恐竜の胚を盗んだネドリーを襲ったシーンの再現でしょう。
効果の方も作中のディロフォサウルスが毒を吐く個体であることから、その再現のように思います。※MTGでは毒を-1/-1カウンターで表現するのでそこを意識していそうです。
また毒を食らったネドリーは目が見えなくなったので、そのシーンを『-1/-1カウンターが乗ったクリーチャーではブロックできない。』という能力で再現したのでしょう。
非常に作品へのリスペクトが高いカード効果であり、私は非常に満足しています。
現出(6)(青)(あなたはこの呪文を、クリ一チャ一1体を生贄に捧げるとともに(X)だけ減らした現出コストを払って唱えてもよい。Xはそのクリ一チャ一のマナ総量に等しい。)
これが戦場に出た時、あなたが唱えていたなら、恐竜でない全てのクリ一チャ一をオーナーの手札に戻す
『ジュラシック・ワールド』シリーズで毎作品登場したモササウルスがカード化されました。
どんな大きな餌も丸のみにしたシーンの再現なのか、餌が大きくなればなるほど唱えるコストが軽くなるのは非常にモササウルスに合った能力のように思えます。
効果の方は、恐竜以外のクリーチャーをバウンスするという豪快な効果です。※この効果がどのシーンを意識してデザインされたかは思いつきません。
餌にするクリーチャーによっては青1マナで出てくるのは破格すぎるでしょう。
これとあなたがコン卜ロ一ルする他の人間クリ一チャ一は濫用を持つ。(濫用を持つクリ一チャ一が戦場に出たとき、あなたはクリ一チャ一1体を生け贄に捧げてもよい。)
あなたがコン卜ロ一ルするクリ一チャ一が人間でないクリ一チャ一を濫用したとき、カードを1枚引く。濫用したクリ一チャ一のパワーが3以上なら、宝物トークンを1個生成する
『ジュラシック・シリーズ』登場した恐竜の生みの親である『ウー博士』もカード化されました。
イラストはおそらく『ジュラシック・ワールド』1作目でインドミナスレックスを作成しているときの再現でしょうか。
ハイブリッド恐竜にむやみやたらに他生物のDNAを混ぜた研究が行われていたことから、ウー博士含む人間クリーチャーが濫用を持つようになります。
人間以外のクリーチャーを濫用すると1ドロー、さらに濫用したクリーチャーのパワーが3以上であるならば宝物が一つ追加されます。
(10)(黒)(緑):怪物化10を行う。この能力を起動するためのコストは、あなたの対戦相手がコン卜ロ一ルするパワーが4以上のクリ一チャ一1体につき(1)少なくなる(このクリ一チャ一が怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを10個乗せる。これは怪物的になる。)
これが怪物的になったとき、全てのアーティファク卜とこれでない全てのクリ一チャ一を破壊する。
『ジュラシック・ワールド』3作目に登場したギガノトサウルスもカード化されました。
イラストはバイオシン・サンクチュアリでの戦いの再現でしょうか。
怪物化により、大幅なサイズアップ+ギガノト以外のクリーチャーとアーティファクトを破壊する効果は豪快です。
全てを消し去った後に20/20が残るということです。
除去耐性なんかは全くないですが、ギガノトファンにとっては恐竜自体のサイズ感が効果に現れていて非常に良い内容では無いでしょうか。
統率者に於いてパワー4以上のクリーチャーはそこそこ出てくるので、怪物化コストの軽減も狙いやすいでしょう。
特にカジュアル卓なんかではデカブツが大量に並ぶなんてことはよくあるので更に軽減が見込めます。
イラストが『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド』のビフォーアフターです。
おそらく1枚目はパーク1作目、2枚目はワールド2作目のシーンでしょう。
こういった作中での時の流れをイラストで細かく表現してくれるのは嬉しいです。
今回は基本土地全てのイラストがこういった過去と現在の対比で描かれていますのでコレクションし甲斐があります。
おわりに
如何だったでしょうか。
ジュラシックコラボカードは発表当時20種類用意されるということが公式からアナウンスされていました。
今回公開されたものを含めて、17種類のカードが公開されていますので残すところあと3種類といったところです。
ファーストルック時点で『ジュラシック・ワールド』コレクションカードは26種類と明記されていました。
発表当時は公開を今か今かと待ちわびていましたが、もうすぐ終わりと思うとちょっと寂しくなりますね。
あと3種類ということで皆さんが期待しているキャラクターや恐竜がカード化されるかわかりませんが、ここは公開を期待して待ちましょう。
現在公開されているのは17種類で、残り9種類も残っています。続報を首を長くして待ちたいです。
私はジュラシックカードを含んだ『ユニバース・ビヨンド』デッキを作成中ですので、暇があったら紹介しようと思います。
それでは次の雑記でお会いしましょう。
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