皆さん、こんにちは。
あと少しで新弾『エルドレインの森』が正式発売されますね。
プレリリースキットに関しては9/1から発売開始ということで、もう新カードを入手した方もいるのでは無いでしょうか。
私は毎度のことながらパック買いは殆どせずに統率者で使いそうなカードのみシングルで買おうと思っています。
さて今回の本題ですが、新弾『エルドレインの森』で初登場となる『戦争の世継ぎ、ローアン』のカジュアル想定の統率者デッキを簡単に組んでみたので紹介していきます。
新統率者『戦争の世継ぎ、ローアン』
威迫
(T):このターン、あなたが黒や赤である呪文を唱えるためのコストはX少なくなる。Xはこのターンにあなたが失ったライフの合計に等しい。起動はソーサリーとしてのみ行う。
3マナ4/2というそこそこ良いスペックを持ち、タップ能力ではあるもののタップすることでこのターン失ったライフ分、赤と黒の呪文の無色マナを軽減できる効果を持ちます。
統率者戦はライフが40点なので、他フォーマットよりは潤沢にライフを使えるのはこのカードにとって追い風です。
赤と黒の呪文のみで無色マナしか軽減できませんが、それでもビッグアクションを取ったりするのも全然可能といった印象を受けます。
今回、たたき台ではありますが既にデッキを構築してみましたので一つの参考にしてもらえればと思います。
ライフルーズを如何に狙うか
まずローアンを有効的に使おうとするとやはりライフルーズによるビッグマナの軽減がメインになるのではないかなと思います。
幸いにもマナ軽減される対象のカードは赤か黒であればカードタイプを選びません。
つまり激重クリーチャーやソーサリーなんかがサクッと撃てるといったことが全然起きうると思います。
ではどうやってライフルーズを行うか?
ローアンは赤と黒のクリーチャーなので、非常にライフルーズを狙いやすいカラーです。
そこで今回、私が目を付けたローアンと相性の良いカード達を紹介していきたいと思います。
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそれの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
まずは『闇の腹心』です。
言わずと知れた強力なカードですが、アップキープ開始時にデッキトップを公開し、公開したカードを手札に加えてそのカードのマナ総量分ダメージを受けるカードです。
毎ターン2ドロー相当になるわけですが、ライフルーズが発生する可能性があるということです。
今回のデッキでは、失ったライフ分だけマナコストが軽減されますのでこれほど相性の良いカードは中々無いように思います。
実質2ドロー相当の動きなのでリソース回復も申し分ないです。
毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒カウンター1個を得る。)
(T):2点のライフを支払う:好きな色1色のマナ1点を加える。
無色2マナのマナクリです。
好きな色を出せますが、2点ライフルーズがあります。
普通のデッキではこのライフルーズが地味にキツイのですが、ローアンに関して言えばこのライフルーズが大きく生きてきます。
マナ自体は1マナしか生成できていませんが、1マナ+2マナ軽減が同時に行われているわけなので実質3マナ相当の動きが可能となります。
無色であることもかなり良いです。
廃位(このクリーチャーが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃するたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
ライフを3点支払う:(赤)を加える。
たまに統率者戦で出てくる強力なカードです。
3マナ支払うことで赤を加えれますが、ローアンで使えば1マナ+3マナ軽減です。素直にやばいです。
自身が4マナと重いですが、ライフルーズによっては赤1マナで出せるのが非常に◎です。
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。
ライフルーズが行われていたら実質0マナ+4マナ軽減できる除去です。やばい。
修正値も悪くなく、色マナをΦマナで支払えるので破格な軽減スペルになります。
各対戦相手はX点のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。
黒2マナ無色Xですが、このX部分に軽減が効いてきます。
ローアンはライフルーズにより、自分を切り詰めていきますがこういったカードがあればゲインしていくことも可能です。
ギリギリまでマナ軽減(ライフルーズ)を行い、これを通すと物凄いライフを得ることができます。
各対戦相手からドレインできるのが非常に強い一枚です。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードをX枚引き、X点のライフを失う。
黒2マナ無色Xのソーサリーです。
こちらも軽減を重ねた上で唱えますが、『黙示録、シェオルドレッド』が自分の場にいる場合は相手に対して唱えるのも一つの手です。
Xドローしつつ、マナ軽減できる一枚です。
次の手順をX回繰り返す。各対戦相手は、それぞれそのプレイヤーが土地でないパーマネントを1つ生け贄に捧げるかカード1枚を捨てるかしないかぎり、3点のライフを失う。
ローアンで軽減できれば相手の場と手札をグチャグチャにできるとんでもないカードです。
3点ルーズというのも非常に強いです。
あなたのアップキープの開始時に、指輪があなたを誘惑する。
あなたがクリーチャー1体をあなたの指輪所持者に選ぶたび、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。
場にクリーチャーが出ている必要がありますが、アップキープに指輪誘惑+1ドロー+2マナ軽減です。
2マナのエンチャントでそこまでやるのかって感じですが、軽減されていれば黒1マナで出ます。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、以下から1つ以上を選ぶ。
・禁制品を売る ― 宝物(Treasure)トークン1つを生成する。あなたは1点のライフを失う。
・情報を買う ― カード1枚を引く。あなたは2点のライフを失う。
・傭兵を雇う ― 多相を持つ無色の3/2の多相の戦士(Shapeshifter)クリーチャー・トークン1体を生成する。あなたは3点のライフを失う。(それはすべてのクリーチャー・タイプを持つ。)
状況に応じてライフの支払いを変更できる万能カード。
最大で1ドロー+宝物+3/2多相クリーチャー+6マナ軽減です。滅茶苦茶すぎんか・・・?
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
毎ターン1ドロー+1マナ軽減です。
リソース稼ぎつつ、軽減ができるのは非常に◎。
破壊不能
一つの指輪が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、次のあなたのターンまで、あなたはプロテクション(すべて)を得る。
あなたのアップキープの開始時に、一つの指輪の上にある重荷(burden)カウンター1個につき1点のライフを失う。
(T):一つの指輪の上に重荷カウンター1個を置く。その後、一つの指輪の上にある重荷カウンター1個につき1枚のカードを引く。
軽減コストはカウンターによって左右されますが、流石にドロー加速しつつマナ軽減ができるのは強すぎます。
しかもライフルーズによる軽減を繰り返している中で自身にプロテクションを与えて、相手からのダメージを軽減するのも純粋に強いです。
『黙示録、シェオルドレッド』が場にいればゲインの値が勝ち、手札とライフが増えつつ、マナコスト軽減ができる化け物カードになります。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上の土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。あなたがこれにより呪文を唱えるなら、それのマナ・コストを支払うのではなく、それのマナ総量に等しい点数のライフを支払う。
(T),土地でないパーマネント10個を生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ10点のライフを失う。
よく統率者では無限コンボのパーツに使われますが、このデッキでも非常に強く使えます。
黒シンボル3つというのが若干重く感じるかもしれませんが、その辺は上手に誤魔化しながら使って行きましょう。
デッキトップをライフルーズで唱えて、その分マナ軽減できるとんでもないアーティファクトになります。
おわりに
如何だったでしょうか。
他に紹介したい相性の良いカードはたくさんありますが、一先ずデッキリストを公開していますのでそちらを参考にしていただければ幸いです。
土地基盤に関しても、ダメージを受けるものを多数採用しているので1マナ+マナ軽減といった運用になっていくと思います。
あとはライフルーズする関係上、周りよりもライフ面では不利になっていくのでその辺の調整なんかは必要になっていくかなと思います。
黒と赤には強力上にマナが重いスペルが大量にありますので、自分好みのカードをチョイスして遊んでみてください。
『戦争の世継ぎ、ローアン』は気持ちよく遊べる非常に良い統率者かなぁと感じています。
ただ派手な動きも可能なので、ヘイトがかなり高くなる可能性があるのでその辺も注意が必要です。
私も一先ず今回のレシピで遊んでみて、調整していこうかなと思います。
それでは次の雑記でお会いしましょう!
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