いよいよロード・オブ・ザ・リングコラボの情報が出てきましたね。
まだ一部のカードしか公開されていませんが、見えてるカードだけでも再現度が高く、非常に期待が持てるセットのように感じます。
私はロード・オブ・ザ・リングは映画でしか見たことがないにわかですが、そんな私でも今後のカード公開が楽しみな状況です。
原作小説を読まれている方はもっと熱い気持ちで発売を待っているかもしれませんね。
一応、主戦場はモダンを想定しているみたいでモダンホライゾン3と呼ばれていたりいなかったりだとか。
カードパワーは今のところわかりませんが、D&Dコラボのように控えめにくるのかどうかは気になるところです。ロード・オブ・ザ・リング
上記でD&Dを控えめと書きましたが、今思えば登場したミシュラランドやドラゴンサイクル、イニシアチブなど後から評価されたカードも多く、実は環境に変化をもたらしたカードが多かったりもします。
そういった点で今回のロード・オブ・ザ・リングコラボにも期待したいですね。
それでは早速公開されたカードの中で個人的に統率者で面白そうだと思うカードを見ていきたいと思います。
公開されているカード
指輪物語の主人公であるフロドです。
流石の主人公といった感じで、イラストが既に3枚も公開されています。
どのイラストも素晴らしく、同じカードでありながら物語の場面場面が上手く表現されているカードです。
自身は白1マナと軽く、起動効果でそれぞれのマナコストを払うと部族が変化していく面白いカードです。
作中の指輪に魅せられて性格が変化していくのを再現した効果でしょう。
統率者として使用する場合は白と黒のオルゾフカラーの統率者として使用することになります。
個人的にはサムとの共闘カードでも良かったとは思いますが、モダンを主戦場としたセットなのでその辺は調整されているのでしょう。
テキスト内に記載されている『指輪があなたを誘惑する。』といった効果がどういった恩恵、もしくはデメリットになるのか不明ですが注目したいポイントです。
自身が指輪に4回以上誘惑されていたなら、戦闘ダメージを与えた相手を即敗北に持っていける恐ろしい効果を持ちます。
統率者戦ではブロック無視は簡単に付与できますし、誘発能力をコピーしたり、誘惑効果を倍にしたりなどして色々悪さができそうです。
作中、主人公フロドの旅に同行し、心身共にフロドを支えていた非常に頼りになる相棒です。
2マナ2/1瞬足で、ETB能力でこのターン墓地に落ちたパーマネントを回収できるカードです。
パーマネントであればなんでも拾えるので、フェッチランドを拾ったり、サクりコストにしたクリーチャーやアーティファクトなどを回収するのも◎です。
瞬足持ちなので相手の除去に対して、対応できるのも良いですね。
タフネスよりもパワーが高いのは、作中でゴラムを殴りつけたりと主君フロドを助けるために暴力を厭わない力強さの再現でしょうか。
指輪を見つけたことで人生が大きく変わった元ホビットのゴラムです。
作中では河底で指輪を拾った友人を殺害して奪いました。
戦場から離れるたびに指輪に誘惑されますが、誘惑状態のメリット・デメリットがわからないので現状はなんとも言いずらいです。
ただ墓地からの起動効果で手札に帰ってこれるのは何かしら悪さができそうです。
残念ながら私の頭では上手に使えそうにないので、有識者の情報待ちです。
意外と人気キャラみたいですが、私は滅茶苦茶このキャラクターが苦手でした。
指輪物語の根幹である『一つの指輪』も登場です。
作中では破壊が不可能である、装着すると姿が消える、持っているor使い続けると誘惑されるといった特性が上手くカードデザインに落とし込まれたカードです。
4マナと重たいですがアップキープに載っているカウンターの数だけライフルーズし、載っているカウンターの数だけドローといった非常に強力な効果を持っています。
無色のアーティファクトですので、どのデッキにも採用できるのも◎です。
ただ長期戦になればライフルーズが響いてくる可能性があるので、なんらかの除去ギミックはあった方が良いかもしれません。
また世界に1枚だけの指輪カードが出るということで話題にもなりました。
作中で主人公フロドを導いたり、各陣営に協力を頼んだりと中つ国の平和のために奔走した魔法使いガンダルフもカード化されました。
マナコストも重たく、効果も各一回ずつと少しばかり窮屈な感じがするカードです。
ただ今回は『灰色のガンダルフ』なので『白のガンダルフ』もいるでしょうからそちらに期待したいです。
また『灰色のガンダルフ』として戦ったバルログもカード化して欲しいところです。
個人的に今のところ一番注目しているカードです。
映画では出てきませんでしたが、どうやら原作小説の方で登場しているみたいで唯一指輪に誘惑されないキャラクターだとか。
5色統率者として使用できますが、マナコストが重たいのがネックです。
まあその辺はマナファクト等でなんとか誤魔化しましょう。
英雄譚に特化した性能で、こういった能力は初めてのような気もします。
英雄譚の最後の章能力が解決するたびに、ライブラリートップから英雄譚が出るまで坊主捲りします。
5色なので各色の強力な英雄譚が採用できますから、今のうちに強そうな英雄譚を集めておくのも手でしょう。
ライブラリーから英雄譚を出せるのはターン1制限がありますので、その辺だけは注意です。
発売予定の統率者デッキ
今回は統率者デッキが4種類発売されます。
各陣営に焦点を当てたチョイスっぽいですね。
・『ローハンの乗り手』
人間サイド。兵士や人間の統率者デッキを組んでる方は新規カード、再録カードなんかで強化できそうです。
もしかしたら一緒に戦ったドワーフなんかもあるかもしれません。
表紙になっているのは姫様かな?
・『食べ物と仲間』
フロドとサムの冒険、もしくはホビット(MTGではハーフリング?)に関係する内容でしょうか。
食べ物と言うことで、旅の道中にサムがよく料理を振舞っていたのでそこに注目して食物トークンを生成するのでしょう。
またフロドとサムが最強能力『共闘』を持っています。
冒険好きなホビット、フロドとの共闘
あなたのターンの開始時に、食物・トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている食物の起動型能力を起動するためのコストは①少なくなる。
サム自体の性能が抑えられているので『共闘』とのバランスを取っているのかもしれません。
まあティムクラやティムトラ、テヴェシュログラクフみたいなのをバンバン出されても困りますからね・・・。
個人的にはドラゴンにフィーチャーした『共闘』カードが欲しいです。
・エルフの評議会
名前の通り、エルフに特化したデッキでしょう。
部族にフィーチャーしている内容は、その部族を使っている方からしたら朗報ですね。
さらに汎用性の高い新規カードなんかも来たら嬉しいです。
エルフは緑というカラーでの登場が多く、統率者ではそこまで強くない色ですがファッティな生物も多く、マナクリも豊富なので使ってて楽しい色です。
今回はシミックカラーなこともあり、本来エルフで青の妨害札を採用できない点は改善されたように思います。
ファクト破壊、打ち消しが用意できるので楽しそうなデッキです。
・モルドールの軍勢
グリクシスカラーの統率者デッキです。
指輪物語のラスボスことサウロンが表紙になっているので恐らくそこにフィーチャーしたデッキでしょう。
色も統率者で強いと言われるカラーの組み合わせなので改造のし甲斐がありそうです。
おわりに
まだほんの数枚しか公開されていませんが面白そうなカードが多そうです。
今回はD&D同様、収録されるカード(再録を除く)は恐らくオリジナルカードになるでしょうし、指輪ギミックもあります。
収録されるのはモダンフォーマットを主戦場としたカードみたいですが、統率者でも活躍しそうなカードも多数収録されることでしょう。
まずは『機械兵団の行進』ですが、その後の展開も期待できそうです。