皆さん、こんにちは。
ここ最近、当ブログを見に来てくれる方が多くなってきて嬉しい限りです。
なので珍しく張り切って、新しい統率者デッキでも紹介していこうかと思います。
今回はモダンリーガルで発行された『指輪物語:中つ国の伝承』で登場した『ナズグルの首領』のデッキを紹介していきます。
デッキレベルは詳しくは測れませんが、無限コンボは搭載していませんのでカジュアルで使っても問題無いかと思います。
ただ一部高額カードを使用しているので、その辺に抵抗がある方は高額カードを安いカードに入れ替えて試してみてください。
それでは早速いきましょう。
今回の統率者:『ナズグルの首領』
飛行
あなたがコントロールしているすべてのレイスはプロテクション(指輪所持者)を持つ。
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、威迫を持つ黒の3/3のレイス・クリーチャー・トークン1体を生成する。あなたが9体以上のレイスをコントロールしているなら、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのレイスの基本のパワーとタフネスは9/9になる。
まずは簡単に統率者のご紹介。
青黒を含む5マナ4/3の伝説のクリーチャーです。
自身のレイスはプロテクション(指輪所持者)を持ちますが、基本的に役に立つ場面はあまりないでしょう。
メインとして考えるのは下の効果で、インスタント・ソーサリーを唱える度に威迫を持つ3/3レイス・クリーチャー・トークンを生成します。
この時、レイス・クリーチャー・トークンを生成したタイミングで9体以上レイスをコントロールしていればターン終了時まで基本パワー/タフネスが9/9のレイスになります。
ここで注意しておく点は、レイスを生成したタイミングでなければ9/9にならないという点です。
レイスが9体いれば常時9/9になるのではなく、インスタント・ソーサリーを唱えたことでレイスが生成された場合に9体以上レイスが存在すれば9/9になります。
つまり基本的には3/3のレイスが立っているので3点以上の火力で除去されます。
一先ず軽量スペルを連打して、おまけで3/3レイスが出るということを覚えていればオーケーです。
基本的となる戦術は?
基本となる戦術は統率者の効果の性質上、軽量スペルを連打してレイストークンを大量に出して殴るといったところでしょうか。
青黒のカラーなので『寿司コンボ』みたいなのも採用できるので、そういった勝ち筋もあります。(美しくないので私はやりませんが)
青黒のカラーは幸いにも軽量スペルが大量にありますので、今回はその辺を多く採用してデッキを構築してみました。
↓に叩き台となるレシピを貼っておきます。
接死
ナズグルが戦場に出たとき、指輪があなたを誘惑する。
指輪があなたを誘惑するたび、あなたがコントロールしている各レイスの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
デッキに《ナズグル》という名前のカードを最大9枚入れてもよい。
クリーチャーの枠には『ナズグル』を9枚採用しています。
出たときに指輪誘惑があり、誘惑するたびに各レイスに+1/+1カウンターを置くので盤面強化になります。
地味に接死持ちなので壁としても非常に優秀です。
インスタント・ソーサリーの枠ですが、基本的には1マナ、2マナの軽量ドロースペルを大量に採用しています。
『ナズグルの首領』が盤面に定着してしまえば、軽量スペルのおまけに3/3レイスがおまけでついてくるので盤面有利を作りやすくなります。
この辺りの枚数調整は実際に回してみて、入れ替え候補が見つかれば自分好みで調整してみてください。
あなたがコントロールする土地でないすべてのパーマネントをアンタップする。
よく無限コンボに採用されている『劇的な逆転』を採用していますので無限軸が欲しくなった場合は、いずれかのカードを『等時の王笏』と『歩行バリスタ』に入れ替えれば無限ダメージで勝てます。
ただ今回はそういったコンボでの使用は考えておらず、ただ単純にインスタントタイミングで打つことを想定しています。
基本的にはレイス軍団で殴った後に、タップしたレイスを相手ターンのコンバットに合わせて起こすことを目的としています。
この時に9体以上レイスが存在していれば9/9の壁になるので、殆どの戦闘で負けることは無いでしょう。
『劇的な逆転』を防御札として使うことが殆どないのでそういった奇襲戦法を目的としています。
おわりに
如何だったでしょうか。
ナズグルは『指輪物語』でも非常に人気の高いキャラクターです。
物語の作中ではラスボスことサウロンよりも登場回数が多く、主人公一行をずっと苦しめてきたキャラクターでもあります。
それをまとめる『ナズグルの首領』といったカードをデザインしてくれた開発には感謝しかありません。
カードパワー的にも戦えるカードだと思うので、是非自分好みにアップデートして使ってみてください。
統率者戦でも強いと言われるカラーの組み合わせなので、今後の新規カードの登場でデッキパワーが底上げされていく可能性も大いにあります。
私も一先ず上記のリストに組んでみて、対戦をこなした後にアップデートしてみようと思います。