皆さん、こんにちは。
2023年10月20日に『Fallout』とのコラボ商品の詳細が発表されました。
元々コラボすること自体は発表されていましたので、今回は商品詳細がより詳しく発表されました。
私の方で簡単にまとめてみましたので興味のある方は是非!
それではいきましょう。
商品ラインナップ
現状、発表されているのは統率者デッキが4種類とコレクターブースターの2ラインナップが発売されるとのことです。
この商品展開は直近で発売された『ドクター・フー』の販売方法と酷似しています。
『ドクター・フー』にはサージFoilとシリアルナンバー入りのカードが登場したので、もしかすると『Fallout』も同じレアリティー設定になるかもしれませんね。
たくましき生存者たち
まずは『たくましき生存者たち』。
統率者の顔である看板カードがまさかの『犬』です。
私は『Fallout』を全くと言っていいほど知らないのでこの犬が何なのかさっぱりわかりませんが、きっと重要なポジションなのでしょう。
今回、詳しいカード効果の説明をしませんが『忠実な友、ドッグミート』は、
・ETB能力で自身のライブラリーを5枚切削し、墓地からオーラや装備品を1枚手札に回収できる。※切削した5枚の中からでなくとも良い。
・自身がコントロールしているオーラや装備品がついているクリーチャー1体が攻撃するたび、ジャンク・トークン1つを生成する。
・ジャンク・トークンの効果は上部画像参照。
以上の効果を持ちます。
色が赤緑白のナヤカラーのため、トークン生成などの術には非常に長けています。
また装備品やオーラサポートも多いカラーですので、このデッキを買ってから拡張していくのも非常に面白そうです。
科学の力!
お次は『科学の力!』。
統率者である『Dr.マジソン・リー』と『サイボーグ犬、レックス』がまさかのカラデシュ次元で登場した「エネルギー・カウンター」をフィーチャーした効果を持っています。
まず『Dr.マジソン・リー』ですが、
アーティファクトを唱えるたびに「エネルギー・カウンター」を1つ得る常在能力持ち。
・タップ+エネルギー1つでクリーチャー1体を速攻、トランプル。
・タップ+エネルギー3つで1ドロー。
・タップ+エネルギー5つで自分の墓地のアーティファクト1枚をタップ状態で戦場に戻す。
以上の効果を持っています。
「エネルギー・カウンター」を自己供給できるのが非常に便利で、軽量のアーティファクトやマナファクトを展開していくだけで自然と「エネルギー・カウンター」が溜まっていきます。
3つの起動効果は自身のタップが必要なため、連続で使うためには一工夫必要ですが使いやすい効果が揃っています。
常在効果とのシナジーを考えて、アーティファクト多彩のデッキになりそうなのが個人的に◎です。
『サイボーグ犬、レックス』は、
・『サイボーグ犬、レックス』がプレイヤーに戦闘ダメージを与えると、ダメージを与えたプレイヤーが2枚切削し、自身は「エネルギー・カウンター」を2つ得る。
・「エネルギー・カウンター」を2つ支払い、墓地のクリーチャーカードを「脳カウンター」を置いて追放。起動はソーサリータイミングのみ。
・『サイボーグ犬、レックス』は追放領域にあり、「脳カウンター」が置かれているすべてのカードのすべての起動型能力を持つ。
「エネルギー・カウンター」を2つ使えば、クリーチャーのみの墓地対策として運用できます。
また「脳カウンター」が置かれているクリーチャーの起動効果を得るので何かしらの使い道がありそうです。
最近ではよく似た効果を持った『アガサの魂の大釜』が登場しました。
そっちに比べればかなり控えめな性能ですが、こちらは統率者領域に置けるメリットがあります。
ただ固有色に黒が無いので、墓地に強力な起動効果持ちのクリーチャーを送り込めないのが気になるところです。
シーザー万歳
お次は『シーザー万歳』。
マルドゥーカラーの統率者『リージョンの皇帝、シーザー』ですが、
・あなたが攻撃するたび、これでないクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよく、そうした場合3つの効果の中から2つを選ぶ。※『リージョンの皇帝、シーザー』が攻撃する必要はない。
①速攻を持つ赤白の1/1兵士クリーチャートークン2体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成。
②カードを1枚引き、1点のライフを得る。
③対戦相手1人を対象とし、『リージョンの皇帝、シーザー』はそのプレイヤーに自身がコントロールしているクリーチャートークンの数分のダメージを与える。
以上のかなり前かがみな効果を持っています。
3つともかなり優秀で、効果選択もそれぞれ1回ずつではなく重複しても良さそうな記述なので、同一効果を2回選ぶことも可能そうです。
『リージョンの皇帝、シーザー』自身が攻撃しなくても効果は誘発するので非常に使いやすい統率者のように感じます。
マルドゥーカラーなのでトークン生成も簡単にできるうえに、数を並べることに長けているのも良いです。
生贄コストも湧いて出てきたトークンを使えばいいので噛合いも非常に良く、面制圧しながら手札を補充していけるのは息切れ軽減に大きく貢献するでしょう。
また③の効果も『リージョンの皇帝、シーザー』が発生源のダメージなので倍化エンチャントなんかで超火力を出すことも可能そうです。
個人的には今回のデッキの中で一番注目している統率者です。
ミュータントの脅威
お次は『ミュータントの脅威』。
かなり気持ち悪い見た目をしていますが、私は非常に好みです。イイ。
このデッキの顔役である『賢きモスマン』ですが、
・ETB、もしくは攻撃するたび各プレイヤーに「RADカウンター」を与える。
・土地でないカードが1枚以上切削されるたび、クリーチャーをX体対象に取る。それらの上に+1/+1カウンターを1個置く。Xはこれにより切削された土地以外のカード。
・「RADカウンター」の効果は上部画像参照。
以上の効果を持ちます。
自身が飛行を持っているため攻撃が通しやすく、各プレイヤーに「RADカウンター」をどんどんと付与していけます。
毎ターン「RADカウンター」の数だけプレイヤーはカードを切削する必要があり、切削した土地以外のカード1枚につき1点失います。※ライフを失った場合、「RADカウンター」を1個取り除く。
なかなか面白い効果で、スゥルタイカラーであることから増殖呪文を複数採用できます。
クリーチャー強化の方はおまけのように感じますが、「RADカウンター」用に採用した増殖呪文によってついでに強化されるのは意外と悪くないでしょう。
カジュアル目線で行くと感染も同時採用したハイブリッド型なんかも楽しそうです。
増殖呪文自体はスタンの方でファイレクシア陣営との戦いの際に多くの新録が来ましたから、今のうちにパーツを買っておくのも良いでしょう。
おわりに
如何だったでしょうか。
今回の統率者デッキも面白そうなカードが多く、毎回デッキを考える楽しみがあるのは非常に喜ばしいことです。
今のうちに採用価値のありそうなカードを買い集めて、準備しておくのも良いでしょう。
私も興味のある統率者に採用できそうなカードは何種類か購入しようと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう。
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