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【統率者/EDH】『Deadpool, Trading Card』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【マーベルコラボ】

皆さん、こんにちは。

今回は『Secret Lair x Marvel’s Deadpool』で登場した『Deadpool, Trading Card』を統率者としたデッキにオススメできるカードを紹介していきたいなと思います。

日本時間の2025/4/2にて唐突に発表された商品でしたが、思いのほか収録カードが良い物が多く、購入した方も多いのではないでしょうか。

看板カードの『Deadpool, Trading Card』は完全オリジナル効果でそれがまた面白そうな能力だったこともあり、統率者界隈が少しざわつきました。

急に表れて世間を騒がした様は如何にも『デップー』でしたが、完全のカード性能はどうなのか?今から見ていきましょう。

↓『Secret Lair x Marvel’s Deadpool』収録カード↓

【統率者/EDH】『Secret Lair x Marvel's Deadpool』収録カードを見ていく。【MARVELコラボ】

 

 

『Deadpool, Trading Card』

これが戦場に出るに際し、あなたは彼の文章欄を別のクリ一チャ一の文章欄と入れ替えてもよい。

あなたのアップキープ開始時に、あなたは3点のライフを失う。

(3)、これを生贄に捧げる:他の各プレイヤーはカードを1枚引く


赤と黒を含む4マナの統率者として『Deadpool, Trading Card』が登場しました。

保有している効果が特殊で、戦場に出るに際し『Deadpool, Trading Card』の文章欄を戦場の別のクリーチャーと入れ替えられる能力を持ちます。

対象に取るクリーチャーは自身のでも対戦相手のでも良いので、ヘンテコな能力に見えて中々に応用が利きすぎる能力となっています。

更にアップキープに3点を失うというデメリットを併せ持っていますが、これは相手のクリーチャーと文章欄を入れ替えた場合は相手にこのデメリット効果を押し付けられるということ。

中々にウザい効果ですしダメージを嫌がって起動効果で生け贄に捧げようものなら、各対戦相手にドローを配るといった隙のない嫌がらせ能力です。

サクリ台を搭載しているデッキなんかは難なくこの『デップー』を処理できますが、そうでないデッキは無条件に3点ライフを削られていくわけです。

とはいってもこの嫌がらせのようなライフルーズはおまけのようなもので、真に『デップー』たらしめる効果は『文章欄の入れ替え』の方でしょう。

これは自軍のクリーチャーとも入れ替えられるため、入れ替えることでメリットを生むクリーチャーも当然存在します。

それでは相性の良さそうなカードを見ていきましょう。

 

オススメカード

無尽

あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンには「レジェンド・ルール」は適用されない。

あなたがコントロールしている誘発型能力は、あなたにあなたがコントロールしているクリーチャー・トークンを生け贄に捧げさせたり、追放させたりできない。


ドクター・フー』コラボで登場した伝説のクリーチャー。

このカードを統率者としたデッキを組んでいましたが、かなり面白いクリーチャーです。

『Deadpool, Trading Card』の登場で再注目され、相性の良さから『デップー』専用オリカみたいなカードになりました。

増殖されし者、マスター』と『デップー』のテキスト欄を交換することにより、レジェンドルールを無視しながら「無尽」の効果で同時に最大3体の『デップー』を生成できます。

しかも『増殖されし者、マスター』の効果で「無尽」の生け贄効果が無くなり、攻撃するたびに鼠算式に『デップー』が増えていきます。

勿論、出てきたコピー・デップー達も戦場に出る際にテキスト交換を行うので一度攻撃を通すだけで盤面がグチャグチャになります。

数が増えれば増えるほど、3点ルーズのデメリットも大きくなるので相手に対する押しつけとしてかなりのプレッシャーを放つことになります。

注意として、相手が盤面に出すクリーチャーを減らしてきた場合はこちらにテキスト交換できないor交換しても同一効果を持った『デップー』が大量に増えるので死と隣り合わせになります。やりすぎには注意しましょう。

無限にデップーが増えていく様はさながら「マーベルシネマティックユニバース」の『デップー軍団』といったところでしょうか。

 


無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につきそれぞれ、このクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

(1)(赤):ターン終了時まで、あなたがコントロールしていて《ジェナシの執行官》という名前であるすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。

威迫

無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につきそれぞれ、このクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

速攻

無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につきそれぞれ、このクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

飛行

無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤー以外の各対戦相手につきそれぞれ、このクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは宝物・トークン1つを生成する。

あなたがコントロールしていて伝説でないすべてのアーティファクト・クリーチャーは無尽を持つ。(無尽を持つクリーチャー1体が攻撃するたび、防御プレイヤー以外の各対戦相手につきそれぞれ、そのクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

装備しているクリーチャーは無尽を持つ。(そのクリーチャーが攻撃するたび、そのクリーチャーのコピーであるトークンを、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につき1体、タップ状態でそのプレイヤーまたはそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。)

装備(4)


無尽」で攻め立てたい方はこの辺のカードはオススメできるでしょうか。

一緒に採用するカードとのシナジーを考える必要がありますが、「無尽」軍団でガンガン攻めていくのも面白い戦法です。

 


血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

あなたの終了ステップの開始時に、このターンに死亡したクリーチャー1体につき1つの宝物トークンを生成する。(それは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

あなたがコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、以下から1つを選ぶ。

・そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを使嗾する。

・そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはその呪文を唱えるのに任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってそのカードを唱えてもよい。

威迫

あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、宝物トークン1つを生成する。
宝物1つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。

あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、宝物トークン2つを生成する。

(黒),宝物X個を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。起動はソーサリーとしてのみ行う。

あなたが攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xは、攻撃クリーチャーの数に等しい。ギックスに拾われし者、ミシュラと、《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》という名前を持つクリーチャー1体が攻撃していて、あなたがその両方をコントロールしていてそれらのオーナーであるなら、それらを追放し、その後、それらを《ファイレクシアに下りし者、ミシュラ》へと合体させる。それはタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出る。

破壊不能

あなたの赤への信心が5未満であるかぎり、鍛冶の神、パーフォロスはクリーチャーではない。(あなたの赤への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(赤)の数に等しい。)

他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、鍛冶の神、パーフォロスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。

(2)(赤):あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

ドゥームスカージ、カルダールが戦場に出たとき、あなたの次のターンまで、各戦闘で、対戦相手がコントロールしているすべてのクリーチャーは可能なら攻撃し、可能ならあなたでないプレイヤーを攻撃する。

攻撃クリーチャーが1体死亡するたび、すべての対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

加虐3(このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは3点のライフを失う。)

あなたの戦闘後メイン・フェイズの開始時に、このターンに対戦相手が失ったライフ1点につき(赤)を加える。

飛行

対戦相手が峰の恐怖を対象として呪文を唱えるためのコストはライフ3点だけ多くなる。

これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、1つを対象とする。峰の恐怖はそれに、その戦場に出たクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。


無尽」戦法で行く場合は上記のようなカードはオススメでしょう。

宝物生成やバーンなど多種多様の搦め手を使うクリーチャーは赤黒でも複数見受けられます。

 


沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼をコントロールしているかぎりブロックされない。)

不浄があなたの墓地にあり、かつあなたが沼をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは沼渡りを持つ。

速攻

憤怒があなたの墓地にあり、かつあなたが山をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。


沼渡り」や「憤怒」なんかも相性が良いです。

不浄』を採用する場合は、『ヨーグモスの墳墓、アーボーグ』も同時に採用したいです。

 


(2)(赤),(T):あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それの他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。それは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。

暴走魔導士、デリーナが攻撃するたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。1個のd20を振る。

1-14|伝説でなく「戦闘終了時に、このクリーチャーを追放する。」を持つことを除いてそのクリーチャーのコピーであるトークン1体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。

15-20|そのトークン1体を生成する。再度1個のd20を振ってもよい。

(赤),(T),カード1枚を捨てる:あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。それは速攻と「このクリーチャーが死亡したとき、カード1枚を引く。」を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。

奇襲(1)(赤)(あなたがこの呪文を奇襲コストで唱えたなら、これは速攻と「このクリーチャーが死亡したとき、カード1枚を引く。」を得る。次の終了ステップの開始時に、これを生け贄に捧げる。)

(1)(赤),(T):あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。

(6)(赤)(赤)(赤),(T):あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン5つを生成する。それらのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを生け贄に捧げる。起動はソーサリーとしてのみ行う。

速攻

(T):あなたがコントロールする、伝説でないクリーチャー1体を対象とする。それが速攻を持つことを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。

奮励 ― この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(2)(赤)多くなる。

あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを対象とする。それら1体につき、それが速攻を持つことを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを追放する。

あなたがコントロールしていてアーティファクトやクリーチャーである1つを対象とする。他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、それのコピーであるトークン1つを生成する。ターン終了時まで、そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを生け贄に捧げる。

クリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。これによりそのクリーチャーが死亡したなら、それのコントローラーは、基本のパワーがそのクリーチャーのパワーの半分であり、基本のタフネスがそのクリーチャーのタフネスの半分であることを除いてそのクリーチャーのコピーであるトークン2つを生成する。端数はそれぞれ切り上げる。

(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。)

I ― 「このクリーチャーが攻撃するたび、宝物トークン1つを生成する。」を持つ赤の2/2のゴブリン・シャーマン・クリーチャー・トークン1体を生成する。

II ― あなたは最大2枚のカードを捨ててもよい。そうしたなら、その枚数に等しい枚数のカードを引く。

III ― この英雄譚を追放する。その後、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。

(1),(T):あなたがコントロールしていてこれでも伝説でもないクリーチャー1体を対象とする。速攻を持つことを除きそれのコピーであるトークン1体を生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。

トークンでないクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたはそのクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。

溶鉄の残響が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。

その選ばれたタイプでありトークンでないクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされているクリーチャーは「(T):それが速攻を持つことを除き、このクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。」を持つ。

あなたのターンの戦闘の開始時に、そのトークンは伝説ではないことを除き、装備しているクリーチャーのコピーであるトークン1体を生成する。そのトークンは速攻を得る。

装備(5)


赤お得意のコピー戦術なんかを利用する場合は上記のカードなんかは非常にオススメできます。

デップー』をコピーしても良し、その他システムクリーチャーをコピーしても良しとデッキに柔軟性を持たせて臨機応変に立ち回りましょう。

 

 

おわりに

如何だったでしょうか。

無尽」や「コピー」の他にも「リアニメイト」や「 使嗾」戦法なんかも上手く取り入れることができれば更にデッキ構築の幅を持たせられそうです。

『Deadpool, Trading Card』が持つ効果があまりにも特殊で、他に類を見ないほどのエンタメ効果なので使ってみたい方も多いのではないでしょうか。

またデッキ構築にもよりますが『増殖されし者、マスター』とカラーが一緒なので、そのまま統率者だけを入れ替えて遊んでみると二度美味しいかもしれません。

デップー」の発表で少なからずこのカードに興味を持った方も多いと思うので、お店で対戦する機会も少なくは無いでしょう。

私も『増殖されし者、マスター』のデッキがありますので、少し変更して『Deadpool, Trading Card』用にチューニングして遊んでみようと思います。

下に載せきれなかったオススメカードをまとめたものがあるので参考にしてみてください。

それでは次の雑記でお会いしましょう。

 

↓オススメカード↓

 

 

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Taisa

職業:自営業 ブログ内容:主にMTGメインで集めており、統率者を主戦場として活動しております。 他TCG(遊戯王、ポケカ)も多少なりとも集めています。あとは玩具の紹介などです。基本的には雑記ブログですが、訪問していただいた方々が満足できるような情報も発信していけるよう努力する所存です。

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