皆さん、こんにちは。
今回は現時点(2025/02/19時点)で公開されている『ファイナルファンタジー』とのコラボカードを簡単にまとめておきたいと思います。
今後もどんどん新規カードが発表されていくと思うので、その都度更新していく予定です。
↓記事動作先↓
【FFコラボ】『マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY』のレア・神話レアカードまとめ※随時更新【統率者/EDH】【MTG】
【FFコラボ】『マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY』の特殊アートカードまとめ※随時更新【統率者/EDH】【MTG】
↓今までのFFコラボ関連記事↓
【統率者/EDH】『マジック:ザ・ギャザリング』と『ファイナルファンタジー』のコラボレーション始動!これを機にMTGを始めたい人は準備をしよう【MTG×FFコラボ】
【統率者/EDH】遂に『ファイナルファンタジー』のカード詳細が公開!続報が気になりすぎる!!【MTG】【FINAL FANTASY】
『マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY』のパックやデッキの詳細が公開!欲しい人は準備しよう。
それではいきましょう。
白

ジョブ選択(この装備品が戦場に出たとき、無色の1/1の英雄・クリーチャー・トークンを生成し、その後、これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修正を受け、「このクリーチャーが攻撃するたび、1点のライフを得る。」を持ち、他のタイプに加えてクレリックである。
装備(3)((3):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
新しいキーワード能力「ジョブ選択」により「生体武器」にようにクリーチャー・トークンを生成しながら装備が勝手に張り付きます。
2マナで2/2、攻撃したときに1点ゲインを持つクリーチャー相当になります。
生体武器同様、装備クリーチャーが破壊されても装備品は残るのは有難いでしょう。
ただ装備コストが無色3マナと必要なのがネックで、決して安い装備コストとは言えません。

あなたがオーラや装備品や機体である呪文1つを唱えるたび、カード1枚を引く。
『ファイナルファンタジー2』から主人公『フリオニール』が登場。
「上級建設官、スラム」のイラスト違いでの登場ですが、「天野喜孝」先生のイラストで再録されるのはかなり激熱です。
効果も装備品やオーラなどとシナジーがあるため、一緒に収録される「クラウド」とも相性が良く、一緒に使用しても問題ないデザインとなっています。











絆魂
②,(T):対戦相手1人を対象とし、あなたがコントロールしているこれでないパーマネント1つを対象とする。そのプレイヤーはそのパーマネントのコントロールを得る。そうしたなら、あなたはカード1枚を引く。
『ファイナルファンタジー9』から『スティルツキン』が登場。
1マナ1/2と軽く、2マナかかるとはいえ1ドローできる可能性があります。
こちらのいらないアーティファクトなんかを送り付けてドローしても良いですし、相手に擦り付けて勝利できる置物なんかもあるのでそちらを利用するのも手です。


あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。それがアーティファクトやクリーチャーであるカードなら、「それを公開し、あなたの手札に加える。」を選んでも良い。これによりカード1枚をあなたの手札に加えたなら、食物・トークン1つを生成し、このエンチャントを変身させる。

(T):(白)を加える。
(③),(T),アーティファクト1つを生け贄に捧げる:あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
『ファイナルファンタジー15』からまさかの『サブクエスト:釣り』が登場。
3マナのエンチャントの時点で少し重たいですが、アップキープにアーティファクトかクリーチャーをデッキトップから手札に加えることができます。
一度達成してしまうと裏面に変身してしまうため手札補充としてはやや頼りないですが、裏面は土地+盤面強化ができるということで何かしらの使い道はあるでしょう。
起動に3マナ+アーティファクトが必要なのがネックですが、自分のコントロールしている各クリーチャー全てに+1/+1カウンターを置けるのは有難いです。

これでない伝説のパーマネント1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、永久忠義の義丸の上に+1/+1カウンター1個を置く。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
『ファイナルファンタジー16』から子狼時代の『トルガル』がプロモカードとして登場。
作中では主人公『クライヴ・ロズフィールド』の良き相棒として活躍するキャラクターであり、その正体は『召喚獣シヴァ』と深い関係にある『氷狼・フェンリル』です。
一先ず今回は小狼時代での登場ということでMTG版カードの『永久忠義の義丸』のイラスト違いとして登場するようです。
入手先は現地時間6月20~22日開催の『MagicCon: Las Vegas』にての配布ということで、日本プレイヤーからすると入手がかなり難しいカードとなっています。
日本の代表的な作品とのコラボなので、日本国内での配布も検討して欲しいところです。なんとかなりませんか・・・?
肝心のカード性能ですが『永久忠義の義丸』のイラスト違いなのでそれ以上でもそれ以下でもありませんが、よく『統べるもの、ジョダー』の伝説枠で採用されたりします。
また『共闘』持ちのため、カラーを増やす目的でも採用できますので意外と使い道を見出すことができるカードとなっています。
青




(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を加える。)
I,II — 天からの一撃—対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それをタップする。それの上に麻痺カウンターを置く。(麻痺カウンターが置かれているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンターを1個を取り除く。)
III — ダイヤモンドダスト—対戦相手がコントロールしていてタップ状態であるクリーチャー1体につき1枚のカードを引く。
『ファイナルファンタジー10』から召喚獣シヴァが登場。
召喚獣をMTGの世界観でどう表現するか気になってはいたんですが、まさかのクリーチャー・エンチャントとしての登場です。
5マナのエンチャントとして能力はイマイチですが、4/5のスタッツ持ちクリーチャーに麻痺カウンターを1章・2章の間に2個載せつつ、3章で対戦相手のタップ状態であるクリーチャー1体につきドローができます。
今後、他の召喚獣達もクリーチャー・エンチャントとして登場するでしょうから公開が楽しみです。



あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい。
クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。
『ファイナルファンタジー8』より「まませんせい」こと『イデア・クレイマー』が「否定の力」のイラスト違いで登場しました。
イラストのシーンはどうやらアーヴァインの銃弾を弾いたシーンらしいです。
『プレイブースター』1箱を購入することで貰えるプロモパックから超低確率でイデア版否定の力(封入枚数はたったの2000枚)が手に入るとのこと。
「否定の力」は言わずもがな強力なカードですし、万が一当たれば家宝級のカードです。
一部通販サイトで販売されているプレイブースターにもプロモパックは付属されるということで、もしプロモカードが欲しいといった方は予約を急ぎましょう。


呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーは、次のターンのアップキープの開始時にカードを最大2枚まで引いてもよい。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。
『ファイナルファンタジー14』から『終焉を謳うもの』が「秘儀の否定」のイラスト違いで登場。
カード名は戦闘中に繰り出してくる惑星爆発を利用したギミック「フェイタリズム」です。
『終焉を謳うもの』は『暁月のフィナーレ』のラスボスなので、来るとしたら単体カードかな?と思ってもいましたがまさかの既存カードのイラスト違いでの登場。
まあ人気キャラクターかどうかは怪しいので仕方ないかもしれませんが・・・。
元カードの「秘儀の否定」ですが確定なんでも打ち消しですが、打ち消した相手と自分にドローを与える効果を併せ持ちます。
統率者戦ではよく見るカードですし、持っておいても損はないカードです。
青を含む統率者に雑に入れても機能してくれる良カードと言えます。
収録形態は上記の『魔女の予見(否定の力)』同様、プレイブースター1箱を購入することでもらえるプロモパックに封入されています。
こちらはノンFoil版、Foil版の二種類用意されており、『魔女の予見(否定の力)』を含む3種類の内からランダムで出現するといった感じです。
因みに「フェイタリズム(秘儀の否定)」のFoil版は低確率封入です。
一部通販サイトで販売されているプレイブースターにもプロモパックは付属されるということで、もしプロモカードが欲しいといった方は予約を急ぎましょう。



あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それを追放し、その後、オーナーのコントロール下で戦場に戻す。このターンの1つ目の終了ステップなら、このステップの後に追加の終了ステップ1つを加える。
『ファイナルファンタジー14』からまさかの『ヤ・シュトラ・ルル』の2枚目のカードが登場。
今回は青単色の伝説のクリーチャーで、神話レアとしての収録です。
能力は終了ステップの開始時に自身のクリーチャーをブリンクする能力ですが、それがこのターンの1回目の終了ステップであるなら追加の終了ステップを加えるといったおまけが付いています。
つまり毎ターン、終了ステップに2回ブリンクするクリーチャーということでETB能力を使いまわすカードとは非常に相性が良いということです。
この能力はおそらく『ファイナルファンタジー14』のストーリー上で「エンシェントテレポ」を2回しようした再現では無いかなと推測します。
D&Dコラボでも「テレポーテーションサークル」という名前で終了ステップにブリンクされるカードが出ていましたし、テレポ関係の能力をブリンクで表現しているようにしているのでしょう。
青単色ということで統率者として使う場合は少々色の縛りを受けることになりますが、ETB盛り盛りの青含む多色デッキなんかではかなり活躍してくれそうなカードです。
イラストも素晴らしいので是非とも欲しいカードです。





黒




接死
あんこくーこれがダメージを与えるたび、そのダメージに等しい点数のライフを失う。その後、あなたのライフ総量があなたの初期ライフ総量の半分以下なら、これをアンタップし変身させる。

絆魂
プロテスーこれが攻撃するたび、ターン終了時まで、これでないすべての攻撃クリーチャーは破壊不能を得る。


『ファイナルファンタジー4』から主人公の『セシル・ハーヴィ』が登場。
暗黒騎士からパラディンへとクラスチェンジするギミックを搭載しています。
1マナ2/3の『接死』持ちと非常に軽い上に優秀で、暗黒騎士では与えたダメージ分自分のライフが減っていきますが、これがトリガーとなってパラディンへと変身します。
パラディンになれば『絆魂』によってライフゲインも可能になる他、攻撃するたびに味方を守るための『破壊不能』を付与できます。
統率者で運用する場合、1ターン目から出すことができるのは非常に良いです。
ただ変身条件のライフ総量が初期の半分ということなので使用するフォーマットよっては変身が大分後になる可能性もあります。


このクリーチャーはタップ状態かつ麻痺カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。(これがアンタップ状態になるなら、代わりにこれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
ほうちょう!ーあなたのターンの間、このクリーチャーは先制攻撃と接死を持つ。
『ファイナルファンタジー5』からファイナルファンタジーの代表的モンスターの1体である『トンベリ』が登場。
1マナと軽いですが、すぐに行動できないデメリットを持ちます。
ただこのデメリットはトンベリ自体の行動の遅さを上手く表現できているのではないかなと思います。
また動き出したが最後、『ほうちょう!』が原作由来の即死攻撃もしくはそれに近いダメージを叩き出す再現として『接死』と『先制攻撃』が付与されます。
非常に原作への愛が感じられる再現度となっており個人的には超好きなカードです。














唯一の友 - ゼノス・イェー・ガルヴァスが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を選ぶ。ターン終了時まで、ゼノス・イェー・ガルヴァスでもその選ばれたクリーチャーでもないすべてのクリーチャーは-2/-2の修正を受ける。
その選ばれたクリーチャーが戦場を離れたとき、ゼノス・イェー・ガルヴァスを変身させる。

飛行
このクリーチャーがこれに変身するに際し、対戦相手1人を選ぶ。
炎の鎖 - その選ばれたプレイヤーがゲームに敗北したとき、あなたはゲームに勝利する。


『ファイナルファンタジー14』から主人公をひたすら追いかけ続けた宿敵「ゼノス・イェー・ガルヴァス」が登場。
『紅蓮のリベレーター』から『暁月のフィナーレ』までの3バージョンに渡り、主人公である「光の戦士」を4年間追いかけ続けた執念深いキャラクターです。
初接敵時と2回目の遭遇では「光の戦士」が敗北するなど実力の方は申し分なく、カード化されても全然おかしくはないキャラクターでもあります。
またゼノスは主人公である「光の戦士」と戦う中で、自らの唯一の友と認めて決戦に挑む場面もあります。
肝心のカード性能ですが、表面である「ゼノス・イェー・ガルヴァス」は「唯一の友」とテキスト欄に書かれており、ETB能力で選んだクリーチャーと自身以外に-2/-2修正を加える効果を有します。
これは「ゼノス・イェー・ガルヴァス」と「光の戦士」との一騎打ちを表現していると思われます。(「漆黒のヴィランズ」のOPでも一騎打ちを描写されています。)
また選ばれたクリーチャーが戦場を離れることで、「ゼノス・イェー・ガルヴァス」は「神龍」へと変身します。
これは作中でゼノスが有する人工的な「超える力」と帝国が捕獲した「神龍」と融合を果たしたシーンの再現でしょう。
裏面の「神龍」ですが変身した際に、対戦相手を1人選びます。
その選んだ対戦相手が敗北したときゲームに勝利するということで、こちらの効果は多人数戦用でしょう。
基本的に裏面は「飛行」持ちの8/8といった感じです。
疑似的な全除去に加えて、裏面で8/8「飛行」になると考えると悪く無いか・・・?
イラストが素晴らしいので是非とも欲しいカードの1枚です。
今のところ『ファイナルファンタジー14』は「暁月のフィナーレ」から「終焉を謳うもの(秘儀の否定)」、「漆黒のヴィランズ」から「エメトセルク」、「紅蓮のリベレーター」から「ゼノス・イェー・ガルヴァス」といった具合で各バージョンのボスキャラがそれぞれカード化されています。
この方針で続くとなると「蒼天のイシュガルド」からは「ニーズヘッグ」か「ナイツ・オブ・ラウンド」、「新生エオルゼア」から「アルテマウェポン」か「ラハブレア」、「蛮神バハムート」のいずれかからカード化されそうです。
非常に楽しみです。


あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
『ファイナルファンタジー14』から『アシエン』が登場。
まさかの「闇の腹心」が絵違いとして再録されることが決定しました。
今回採用されたイラストの「アシエン」ですが、顔の紋章に見覚えが無いのと顔の部分を拡大すると顎まで仮面を被っているように見えるので「アシエン族」の中でも下位存在にあたる「黒き仮面」の「アシエン」と思われます。
そう考えると「Nameless(ネームレス)」なのも頷けますし、「闇の腹心」としての採用はかなり理にかなっていると言えるでしょう。
肝心のカード性能ですが、「闇の腹心」は今までのマジック:ザ・ギャザリングの歴史でかなり活躍してきたカードだと思われます。
私は昔からマジック:ザ・ギャザリングをプレイしているわけでは無いので当時の強さを説明できませんが、統率者戦に於いては使用したことがあるのでなんとなくの使用感はわかります。
2マナという軽さとライフルーズが伴う可能性があるとはいえ手札補充が補充できるなどかなり優秀なカードです。
今回のコラボを機に、持っていない人は入手を狙ってみても良いかもしれません。






赤

飛行
このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、1個のd20を振る。その出目に等しい宝物・トークンを生成する。
D&Dコラボで登場した『エインシャント・カッパー・ドラゴン』がまさかの『ファイナルファンタジー』の『グルグ火山の赤竜』として登場です。
イラストレーターが『天野喜孝』先生ということもあり、滅茶苦茶欲しいカードです。







あなたの各ターンで、あなたは追加で土地1つをプレイしても良い。
これはあなたがコン卜ロ一ルする土地1つにつき+1/+0修正を受ける。
あなたの終了ステップ開始時に、あなたがコン卜ロ一ルする土地1つをオーナーの手札に戻す
『ファイナルファンタジー8』から『ゼル・ディン』が登場。
赤単色の伝説のクリーチャーとしての登場ですが、赤には珍しく土地を追加セットできるカードです。
ゼル自身のパワーが0と貧弱過ぎますが、自身がコントロールしている土地一つにつき+1/+0修正を受けるので意外と気になる部分ではありません。
また自身の終了ステップの開始時に、土地を手札に戻す効果が誘発するので、『上陸』持ちのカードなんかとは相性が良いです。








緑















針万本—このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+9999/+0の修正を受ける。
『ファイナルファンタジー8』にて登場した『ジャボテンダー』が登場。
7マナと激重ですが、まさかの+9999/+0修正とかいう意味不明な異次元修正でアタック1万に変貌する化け物カードです。
『はりせんぼん』の強化技で即死級の攻撃力を誇る『はりまんぼん』の再現としては非常に素晴らしく、フレーバーに富んだカードです。
流石にアタック1万は異次元パワーなのでこれを悪用したコンボも出てくるかもしれませんね。









上陸ーあなたがコントロールしている土地1つが戦場に出るたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。
『ファイナルファンタジー13』からサッズが世話していた『ひなチョコボ』が登場。
まさか過ぎる選出ですが可愛いので良し。
上陸能力持ちで土地が出るたびに『ひなチョコボ』が強化されていきますが、にわか過ぎてこれが原作のどの部分の再現かピンと来ていません・・・。
もしわかる人いたら教えてください・・・。



多色




速攻
これが戦場に出た時、あなたがコン卜ロ一ルする装備品最大1つを対象とし、それをこれに付ける。
これが攻撃するたび、あなたがコン卜ロ一ルする装備している攻撃クリ一チャ一1体につきカードを1枚引く。その後、これのパワーが7以上なら、宝物トークンを2個生成する。
『ファイナルファンタジー7』から主人公である『クラウド・ストライフ』が登場。5マナ4/4のナヤカラーの統率者です。
統率者デッキ『リミットブレイク』に収録されるカードで、『速攻』持ちであり自身が戦場に出た際に自分がコントロールする装備品を無条件で装備するETB能力を持ちます。
5マナと重いですが、ETB能力で装備コストを無視して装備品を装着できるのは非常に有難く、『速攻』持ちのためブリンク能力との相性も良く、構築の仕方によっては状況に応じて装備品を変えていける柔軟な対応ができるクリーチャーとして使用することが可能です。
また仮にブリンク軸とした場合、装備品の付け替えor統率者を除去から守ることといった二つの使い方が可能なため意外と場持ちが良くなっていく可能性があります。
装備品自体はクラウドでは用意できないため、プレイヤー側で何かしらの手段を利用して用意していく必要があるのが少々ネックでしょうか。
もう一つの能力は、クラウドが攻撃した際に装備品を装備している攻撃クリーチャーの数だけドローができ、その時にクラウドのパワーが7以上であれば宝物が2個生成されるというもの。
クラウド単体だけでも1ドローできるのは有難いですし、状況によっては更にドロー枚数を稼げる可能性があります。
この辺は少し前に登場した『ミラディンのために!』なんかと非常に相性が良いですね。
装備品関連のカードはここ最近もずっと出続けているので今後も将来性があるテーマだと言えます。
【統率者/EDH】『元ソルジャー、クラウド』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】

あなたのターンの間、これに装備品がついているかぎり、これは二段攻撃と破壊不能を持つ。
あなたがこれを対象として装備能力を起動するためのコストは②少なくなる。
『スターターキット』に収録される二枚目のクラウドです。
5マナ4/4と上で記述したクラウドと同じですが、こちらはボロスカラーです。
装備品が付いていると二段攻撃と破壊不能が付与されることで戦闘面に於いてはかなり強力な存在になります。
またこのクラウドを対象とする装備能力コストが②少なくなるのも有難く、このカード1枚で能力がまとまっているのは素晴らしい点でしょう。
『スターターキット』ですので入手は簡単ですし、統率者の入門用としても良いかもしれません。


会戦(このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、これはこの戦闘であなたが攻撃した対戦相手1人につきそれぞれ+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールしていてパワーが7以上である1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーをアンタップする。このターンのあなたの1つ目の戦闘フェイズなら、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズ1つを加える。
『ファイナルファンタジー7』から『ティファ・ロックハート』が登場。
収録先はおそらく構築済統率者デッキ『リミットブレイク』のサブ統率者枠と思われます。
「会戦」というやや珍しいキーワード能力を持っていますが、このカードの真の強さは下の効果で『パワー7以上のクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、あなたのクリーチャーを全てアンタップした後に一つ目の戦闘フェイズであるならば追加戦闘フェイズを加える。』というもの。
戦闘フェイズの追加はターン1の制限がありますが、アンタップ自体は戦闘ダメージさえ通せれば誘発しそうです。
追加コンバットによる統率者ダメージを利用した1キルも可能ですし、「会戦」によりティファ自身もパワー7になることで追加戦闘の誘発を起こせるデザインとなっています。
パワー7以上であれば問題なく追加戦闘を発生させられるので、『始祖ドラゴン』なんかの効果で出してから追加戦闘なんて動きも可能です。
私はコレクターブースターを買うので是非そちらからも当たって欲しいカードの一枚です。
また統率者デッキで同時に収録されるクラウドともシナジーがあり、2枚同時に使用しても差し支えないように調整されています。
キャラクターとしても人気がありますし、クラウドと一緒に使いたいという方もいるでしょうから素直に嬉しい収録です。
ただ構築済統率者デッキが買えないという問題がありますが・・・。

警戒
これが戦場に出たときに、ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているすべてのクリーチャーは-2/-2の修正を受ける。
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。
クラウドと同じく『スターターキット』に収録されるセフィロスです。
6マナ4/4とマナレシオを良くありませんが、戦場に出た際に対戦相手のクリーチャーのみ-2/-2修正を与えます。
これにより対戦相手のシステムクリーチャーやマナクリーチャー、トークンなどを一網打尽にできる可能性があり、修正値は低いものの全体に及ぼす影響はかなり大きいです。
また対戦相手のクリーチャーが死亡するたびに、セフィロス自体が強化されていくので自己完結しつつ盤面の動向やデッキ構築次第ではかなり強力なフィニッシャーになる可能性があります。
色も青黒とコピーやリアニメイトが得意なカラーですから、第二・第三のセフィロスを生み出したりとかなり面白そうなデッキが組めそうです。
ファイナルファンタジーの世界に於いて存在する悪役の中でトップクラスに好きなキャラクターなので必ずデッキを組みます。



あなたのターンの戦闘開始時に、カードを2枚切削する。これはターン終了時まで飛行を得る。
これがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)を払ってもよい。そうしたとき、あなたの墓地からパワーが3以下のクリ一チャ一カード1枚を対象とし、それをタップ状態で戦場に戻す。
『ファイナルファンタジー6』から『ティナ・ブランフォード』が登場。3マナ3/3のマルドゥーカラーの統率者です。
統率者デッキ『トランス・リアニメイト』に収録されるカードで、自身の戦闘開始時にカードを2枚切削し、ターン終了時まで『飛行』が得られます。
個人的にはこの能力かなり強力だと思っていて、自分のターンに毎回墓地肥やしができ、かつ『飛行』を得ることで統率者ダメージを刻んでいけるのは非常に◎です。
カラー的にもリアニメイトなどの墓地利用が簡単であり、強力なデカブツを採用できることからもデッキ構築するのが面白そうな統率者だと感じています。
またティナがプレイヤーに戦闘ダメージを当てるたびに無色2マナを払うことで、パワーが3以下のクリーチャーをタップ状態でリアニメイトできます。
一つ目の能力と非常に噛合っており、単体で完結しているのがイラスト同様美しいです。
パワーが3以下でもシステムクリーチャーとして強力なクリーチャーはいくらでもいますから、構築する上でこの上ない拡張性を発揮してくれそうな統率者です。
↓オススメカード↓
【統率者/EDH】『魔導の力を持つ少女、ティナ』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】






これが戦場に出たとき、望む枚数のカードを捨てる。その後、その枚数に1を足した枚数のカードを引く。
あなたがコントロールしていてこれでない1体以上のクリーチャーが戦場に出るたび、それらのうち1体以上が墓地から戦場に出たか墓地から唱えられた場合、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
『ファイナルファンタジー6』から『セリス・シェール』が登場。4マナ4/4のマルドゥーカラーです。
統率者デッキ『トランス・リアニメイト』に収録されるカードで、恐らくサブ統率者枠だと思われます。
カード性能も統率者デッキの顔であるティナとシナジーが組めるようになっており、まずETB能力で『カードを任意の枚数捨てて、捨てた枚数に1を足した枚数のカードを引く。』ことが可能です。
統率者デッキの軸がリアニメイト戦術に寄せているような感じなので、セリスの効果で手札で腐っているカードを好きな枚数墓地に送ることができるのはデッキテーマから見てもかなりマッチしていると言えるでしょう。
しかも手札の枚数で見れば1枚増えているので、敢えて使いやすいデザインに落とし込まれているように感じます。
もう一つの効果は、墓地からクリーチャーを出たときもしくは墓地から唱えて戦場に出した場合にのみ恩恵が得られる効果です。
セリス以外の自軍クリーチャー全てを強化できるのは有難く、上の効果でリアニメイトしたいカードを墓地に送ることができるので一枚で完結していると言えます。
ティナの効果で墓地肥やしやリアニメイトができますので、一緒に使ってみると楽しい組み合わせになることが想像できます。



















あなたのターンの戦闘開始時に、あなたがコン卜ロ一ルするクリ一チャ一2体を対象とする。あなたは前者に乗っているカウンター1つを後者に移してもよい。
あなたがコン卜ロ一ルする1体以上のカウンターが乗っているクリ一チャ一がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引き、増殖を行ってもよい。これは各ターンで1回のみ行える。
『ファイナルファンタジー10』から主人公である『ティーダ』が登場。3マナ3/3のバントカラーの統率者です。
統率者デッキ『カウンター・ブリッツ』に収録されます。
ティーダは少々トリッキーな能力の持ち主で、あなたのターンの戦闘開始時にクリーチャー2体を対象とし、前者に置かれているカウンター1つを後者に移すことができます。
この能力は+1/+1カウンターを移動するのであれば1つしか移動できないのであまり有難みは無いですが、『飛行カウンター』やその他諸々の特殊なキーワードカウンターも存在しているため、油断ならない能力でもあります。
移動するのも自身の戦闘開始時という緩い条件なのでおまけとして見るのであれば割かし破格であると言えます。
また恐らくメインであろう下の能力は『あなたがコン卜ロ一ルする1体以上のカウンターが乗っているクリ一チャ一がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引き、増殖を行ってもよい』とあるので、基本的にはカウンターを乗せたクリーチャーでガンガン殴っていけというコンセプトでしょう。
カウンターの種類に関しては明記されていないので乗っていればなんでもオーケーです。
戦闘ダメージさえ与えることができれば、1ドロー+増殖が付いてくるので自軍強化も捗るし、青が入っているため打ち消し等の防護手段の確保ができるのも有難いでしょう。
チームで戦いながら、場合によっては相手を翻弄できる面白い統率者です。
【統率者/EDH】『ユウナのガード、ティーダ』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】


マスター召喚 ー (T):好きな色1色のマナ1点を加える。このターン、あなたが次にクリーチャー・呪文を唱えたとき、そのクリーチャーは追加の+1/+1カウンター2個が置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールしていてこれでないパーマネント1つが戦場から墓地に置かれるたび、それの上に1個以上のカウンターがあった場合、クリーチャー1体を対象とする。その対象としたクリーチャーの上にその個数に等しい個数の+1/+1カウンターを置いてもよい。
『ファイナルファンタジー10』からヒロインである『ユウナ』が登場。
統率者デッキ『カウンター・ブリッツ』に収録されるカードで、恐らくサブ統率者枠だと思われます。
4マナの1/5とタフネスが高いのでダメージに対する場持ちはかなり良く、好きな色を1点加えるマナ生成能力と次に唱えるクリーチャーに+1/+1カウンターを2個置いた状態で戦場に出す能力を持ちます。
また自身がコントロールしているカウンターが置かれたパーマネント1つが戦場から墓地に置かれるたび、クリーチャーを1体対象とし、そのパーマネントに置かれていたカウンターの個数に等しい+1/+1カウンターを置ける効果も持ちます。
マナを生成しながら、+1/+1カウンターを新たに増やしていけるので下の効果とも噛合いがあり、ある程度自己完結はしているカードです。
またカウンターが置かれているパーマネントが下の効果を誘発する対象ですが、カウンターの種類に指定は無く、パーマネントという範囲の広さからも色々なカードとのシナジーも生まれそうです。
今回登場する『召喚獣』のシステムもクリーチャー・エンチャントであり英雄譚なので勝手に役割を終えて墓地に送られるため、『ユウナ』の効果を誘発しやすいです。
そもそもクリーチャーとして扱われるので、『ユウナ』の「大召喚」で+1/+1カウンターを置いて戦闘に参加させられる点は非常に良いでしょう。
伝承カウンターを含めると『ユウナ』の「大召喚」と合わせて、最大5個のカウンターを用意できるわけです。
また同じ統率者デッキに収録される『ユウナのガード、ティーダ』ともかなり相性が良く、『ユウナ』がドローの手助けをしてくれたりと二人の関係性を上手く表現できているように感じます。
そしてイラストの方もかなり良く、特に通常版は作中で『ユウナ』が執り行った「異界送り」の再現でしょうか。
背景の色合いなんかも非常に良く、かなりお気に入りの一枚です。
ただこちらのカードは収録が統率者デッキもしくはコレクターブースターになると思うので入手がちょっと難しく、気合を入れる必要があります。



あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、ターン終了時まで、これは+X/+0の修正受ける。Xは、その呪文を唱えるために支払われたマナの点数に等しい。Xが4以上なら、カード1枚を引く。
『ファイナルファンタジー11』から『連邦の黒い悪魔』ことヴァナ・ディール最強の黒魔道士『シャントット』が登場。
カラーはイゼットカラー、アンコモンでの収録ということで個人的には違和感バリバリですが、FF11からキャラクターが参戦してくれるのは喜ばしいことです。
肝心のカード性能ですがクリーチャーでない呪文に限定されますが、唱えるために支払ったマナに応じてパワー修正が行われ、その点数が4以上であれば1ドローが付いてきます。
唱えた呪文に対してパワー修正などの恩恵が受けられるのは非常に魔道士っぽくはありますし、こういった着眼点から考えていけばイゼットカラーでの表現は理にかなっていると言えるでしょうか。
ただ『シャントット』のキャラクター設定を鑑みるとアンコモンでの収録、青赤のみのカラーといった点は個人的には残念に感じるポイントです。
ヴァナ・ディール最強の黒魔道士がアンコモンなのも格が下がりすぎな感じがしますし、魔法関連が掘り下げられたDFFシリーズでは六属性の精霊魔法を使いこなし、古代魔法を無詠唱で連打するなどの規格外な存在として扱われているキャラクターです。
そんなキャラクターが2色のみのイゼットカラーを割り当てられたのも少し気になります。
またX修正もターン終了時までということで、これが数ターン持ち越しもしくは+1/+1カウンターで表現されていれば「魔力の泉」の再現としても面白かったかもしれません。(ただその場合は強すぎるかもしれませんが・・・。)
と愚痴をこぼしてしまいましたが、当人は3マナとして唱えやすいコストではありますし、実戦でも使えそうではあります。
4マナの支払いが必要とはいえドローが付いてくるのは有難い上、統率者なんかだと専用構築を組めばかなりでかい打点を叩きこめそうです。
好きなキャラクターですし、イラストも美麗なので是非ともFoil版のカードも入手したいところです。
あと個人的には今回の『シャントット』がマジック界に送り込んだ魔法人形、みたいな設定があれば面白そうです。









インスタント ー 出来事
2/2ゾンビトークンを1体生成する。(その後、このカードを追放する。後で追放領域にあるこのクリ一チャ一を唱えてもよい。)
クリーチャー ー 人間・探偵
あなたがコン卜ロ一ルするクリ一チャ一トークンは+1/+1修正を受ける。 これが死亡したとき、次のあなたのターンの終了時まで、あなたの墓地にあるこれを出来事として唱えてもよい
『ファイナルファンタジー14』からまさかの事件屋『ヒルディブランド・マンダヴィル』が登場。
このキャラクターが来るとは予想してなかったのでびっくりしましたが、来てもおかしくないくらいには有名で人気なキャラクターです。
マジック:ザ・ギャザリングでの表現としては「出来事」を利用したということで、これはサブクエスト「事件屋」のシナリオからみてもかなり良い落としどころでは無いでしょうか。
しかもこの「出来事」モードではゾンビを1体生成できるだけということで、知らない人からするとなんじゃこりゃって感じの能力です。
ところがこれは原作再現がよくできていて、実はこの『ヒルディブランド・マンダヴィル』は死んだと思われていて埋葬されていたキャラクターなんですね。
そして墓から出てきたところをFF14のゾンビー(ゾンビ)に囲まれてゾンビーの指導者になっていたわけです。※ここで出てくるゾンビ・トークンが変なポーズをしているのは指導者になった『ヒルディブランド・マンダヴィル』の影響。
肝心のクリーチャーとしての能力ですが、自身のトークンに+1/+1修正を与えて強化するということで、これは『ゾンビー紳士団』の指導者であった側面から表現された能力でしょう。
また『ヒルディブランド・マンダヴィル』が死亡したとしても、墓地から「出来事」でゾンビを生成しながら再びクリーチャーとして唱えることができるため何度でも蘇ることができます。
この点は「ヒルディの不死性」を上手く表現できていると思います。
カードイラストの方も助手の『ナシュ・マカラッカ』と一緒に描かれており、爆弾を笑顔で投擲している描写がされているなど、「南ザナラーン」で行われていた一幕が上手くまとめられています。
このイラストを描いてくださったアーティストは絶対にFF14をプレイしているでしょうね。


警戒
各終了ステップ開始時に、このターンでプレイヤー1人が4点以上のライフを失っていたなら、あなたはカードを1枚引く。
あなたがマナ総量3以上のクリ一チャ一でない呪文を唱えるたび、これは各対戦相手に2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。
『ファイナルファンタジー14』から『ヤ・シュトラ・ルル』が登場。4マナ2/4のエスパーカラーの統率者です。
統率者デッキ『サイオンズ・スペル』に収録されます。
まさかのオンラインゲーム限定のFF14からの登場です
ヤシュトラ自体はAC版DFFなんかでも稼働初期から登場する人気キャラクターなので人選に不満はありません。
FF14はかなり長い時間遊んだ(現在は休止中)ゲームで、非常に面白い作品なのでMTGに登場してくれたのは本当に嬉しいです。
現在もサービスが続いており、世界的にも人気のゲームですので興味がある方は是非やってみて欲しいです。
さて肝心のカードの性能ですが『各終了ステップ開始時に、このターンでプレイヤー1人が4点以上のライフを失っていたなら、あなたはカードを1枚引く。』ということから、4人で対戦している場合は最大で4枚のドローが可能ということです。
これは戦闘ダメージや能力によるダメージでも誘発するため、かなり容易い条件と言えます。
また下の効果で『あなたがマナ総量3以上のクリ一チャ一でない呪文を唱えるたび、これは各対戦相手に2点のダメージを与え、あなたは2点のライフを得る。』とあるので、基本的にはノンクリーチャースペルによるライフルーズを各対戦相手に仕掛けていく統率者ということになるでしょう。
エスパーカラーであることから強力な呪文は選び放題ですし、マナ総量の重いピッチスペルなんかも存在するため、割かしそれっぽい形にデッキを構築するのは難しくないでしょう。
ただ上の能力を誘発させるためには下の能力を二回誘発させる必要があるため、最低でも2枚の呪文とマナが必要になります。
手札消費が激しそうに見えますが、複数人存在する場合のみはドロー枚数の方が上回るので初めのうちはそこまで心配する点ではないでしょう。
ただ赤が入っていないため基本的にはスペルによるバーンダメージは稼ぎにくいので、打ち消しやドロー呪文、エクストラターンなんかを利用しつつ柔軟に立ち回る必要があります。
使用する呪文によってはライフルーズとゲイン、上手くいけば複数枚ドローまでできるので使いこなすとかなり面白い統率者になるのではないかと思っています。
↓オススメカード↓
【統率者/EDH】『魔女、ヤシュトラ・ルル』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】


絆魂
門を開け ー あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、X点のライフを支払ってもよい。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。そうしたなら、無色の1/1の英雄・クリーチャー・トークン1体を生成し、それの上に、+1/+1カウンターX個を置く。これは毎ターン1回しか行えない。
『ファイナルファンタジー14』から『グ・ラハ・ティア』が登場。3マナ2/3のエスパーカラーのクリーチャーです。
統率者デッキ『サイオンズ・スペル』に収録されるカードで、恐らくサブ統率者枠だと思われます。
キャラクターの背景的に「絆魂」を持っているのが非常にエモいですが、どうせなら「結魂」も持っていても面白かったかもしれません。
未来に起きた「第八霊災」によって命を失った憧れの「光の戦士」や仲間達が、現在の未来でそうならないように模索し戦い続けた漢がカード化されたということで非常に嬉しく思います。
イラストの背景と服装から推察するに『暁月のフィナーレ』の「グ・ラハ・ティア」でしょう。
肝心のカード性能ですが、クリーチャーでない呪文を唱えるたびにその呪文のマナ総量分のライフを支払うことで、支払ったライフ分の+1/+1カウンターが置かれた英雄・クリーチャー・トークンを生成します。
ターン1制限がありますが、クリーチャーでない呪文でなければなんでもいいので対戦相手のターンに生成することができますし、『伝説』でないトークンなので複数体並べることも可能です。
「門を開け」というキーワードと英雄・クリーチャー・トークンを生成する能力から『漆黒のヴィランズ』にて瀕死の状態で行われた召喚魔法「さあ……時空を超えて来たれ……!ひとたび我らに力を貸したまえ……!彼方の勇士、稀なるつわものたちよ……ッ!」の再現かと思われます。
もしそうならイラストと能力で時期的なズレが生じていることになりますがそこは深くは考えないでおきましょう。
また一緒に収録される『魔女、ヤシュトラ・ルル』とも相性が良く、あちらはこちらの『グ・ラハ・ティア』が消費したライフを補填してくれますし、あちらはあちらでクリーチャーではない呪文を唱えることを要求してくるのでお互いの効果誘発が非常に噛合うようになっています。
私は『サイオンズ・スペル』のみコレクター版統率者デッキが予約できているので非常に楽しみです。

警戒
これが戦場に出るか攻撃するたび、カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。
あなたのアップキープ開始時に、あなたの墓地に14枚以上のカードがある場合、これを変身させてもよい。

警戒
エコー・オブ・ザ・ロスト ー あなたのターンの間、あなたの墓地にあるカードをプレイしても良い。
カードやトークンがいずこからあなたの墓地に置かれるなら、代わりに、それを追放する。


『ファイナルファンタジー14』から超人気キャラクター、『アシエン・エメトセルク』が登場。
今回はソル帝の姿でカード化されました。
FF14世界を混沌に陥れる存在として語られていた『アシエン族』のオリジナルの一人。
詳しく記載すると壮大なネタバレになるので詳しくは記載しないが、作中ではラスボスクラスの風格があり、敵としての存在『アシエン』として登場するが、主人公達に協力を持ちかけて旅に同行するなど話がわからないような人物ではない。
それもそのはず、『アシエン』達の目的は・・・。
詳しく知りたい方はリンクを貼っておくので読んでみてください。
さてカードの性能ですが、3マナ2/4のディミーアカラーのクリーチャーとして登場。
マナコストも軽く、スタッツも悪くない上にETB能力でルーティングを行い、墓地のカードの枚数が14枚以上あると『冥王ハーデス』へと変身します。
ハーデスへと変身した後はMTGの代表的なカードである『ヨーグモスの意志』内蔵クリーチャーです。
この能力の再現は『冥王ハーデス』が数多の古代人達の想いを背負い、戦い続けてきた能力の再現でしょう。
私は必ずこのカードで統率者を組むと断言できますが、エメトセルクが好きでマジックザギャザリングが好きな人には是非このカードを使って遊んでみて欲しいです。
エメトセルク状態のときにルーティングが可能であり、墓地肥やしや手札を充実させることができるためリアニメイト軸なんかとはかなり相性が良いと思われます。
またLO軸で遊ぶのも一つの手で、ハーデスになった後に墓地のLOカードを利用できたりとかなり便利です。
↓オススメカード↓
【統率者/EDH】『オリジナル、アシエン・エメトセルク』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】


あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。それをあなたの墓地に置いても良い。)
③(黒)(黒)(赤)(赤):あなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

飛行
これが死亡したとき、これをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
『ファイナルファンタジー』から『ガーランド』が登場。
2マナ3/2と軽くて使いやすいのが良く、クリーチャー呪文以外を唱えると諜報1が行えます。
また墓地から7マナ支払うことでカオスへと変身します。
カオス自体は7マナ5/5相当ですが『飛行』を持ち、死亡するとライブラリーへと還っていきます。
原作でのガーランドがカオスへと転生、カオスからガーランドへ転生といった無限ループを再現した能力でかなり素晴らしいです。
統率者で利用する場合、カオスからライブラリーに返る能力はほぼ出番はないと思いますので欲を言えばもう一つ何か能力を付けて欲しかったところではあります。
とはいえイラストも素晴らしく、何かしらの方法で使ってあげたいです。
【統率者/EDH】『コーネリアの騎士、ガーランド』のカジュアル統率者デッキを考える。【MTG】【ファイナルファンタジーコラボ】


飛行
これが戦場に出るか攻撃するたび、あなたの墓地にあるパーマネント・カード1枚を無作為に選んで追放する。その後、そのカードのコピーであるトークン1つをタップ状態で生成する。追放されたカードが土地・カードなら、この手順を繰り返す。
『ファイナルファンタジー10』からスピラの災厄の魔物『シン』が登場。
7マナ7/7と重量級クリーチャーですが、重力を操り飛ぶところから『飛行』が与えられています。
また戦場に出るか攻撃するたびに、墓地にあるパーマネントを無作為に選んでコピーを生成できる能力を持ちます。
これは『シン』を倒しても、また次の依り代を見つけて復活することの再現かと思われます。
能力自体も悪くなく、土地であれば手順が繰り返されるので強さの面で見ても申し分ないでしょう。
『ナギ節』の再現が無いですが、まあ対戦する上でデメリットになりそうなのでその辺は良かったか・・・?



グラディオラス・アミシティアが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから土地・カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
上陸 - あなたがコントロールしている土地1つが戦場に出るたび、あなたあがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修正を受けトランプルを得る。
『ファイナルファンタジー15』から『グラディオラス・アミシティア』が登場。
主人公である『ノクティス・ルシス・チェラム(通称:ノクト)』の仲間の一人で、ルシス王家を守護する「王の盾」その一角を担うアミシティア家の若き総領でもあります。
6マナ6/6でETB能力でライブラリーから好きな土地をなんでも一枚戦場に出せます。
持ってこれる土地に制限が無いので、ブリンクしまくればウルザ土地なんかを瞬時に揃えることができたりと中々尖った性能を持っています。
土地を置くついでに『上陸』の誘発でパワー/タフネスの修正とトランプル付与ができます。
土地を持ってくる効果と『上陸』効果がなぜ『グラディオラス・アミシティア』に与えられたのかがイマイチわかりませんが、わかる人いれば教えて欲しいです。

上忍術(青)(黒)((青)(黒),あなたがコントロールしていてブロックされていない攻撃クリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札か統率領域からこのカードをタップ状態で攻撃している状態で戦場に出す。)
あなたがコントロールしている忍者(Ninja)1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開してあなたの手札に加える。各対戦相手はそれぞれ、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
『ファイナルファンタジー7』から『ユフィ・キサラギ』が登場。
こちらは前からマジックザギャザリングに登場していた『虎の影、百合子』のイラスト違いです。
野村哲也先生のイラストが収録されるのは流石にコレクション欲を掻き立てられてヤバいです・・・。
せめて一枚は欲しいな・・・。
おわりに
如何だったでしょうか。
イラストも能力再現もフレーバーテキストも素晴らしいものばかりで今後発表されていくカード達も非常に楽しみです。
カードが公開されていくたびにこの記事を更新していく予定です。
また登場キャラクター達のカジュアルな統率者デッキも随時考えていくので、まとまり次第並行して更新していきます。
それでは次の雑記でお会いしましょう。