MTG 雑記

【EDH/統率者】2024年版:個人的に面白かった&面白そうな統率者を紹介していく。【単色統率者】

皆さん、明けましておめでとうございます。

2023年は後半から雑記の更新を増やせたこともあり、2022年よりも多くの方に訪問していただけました。

そんな2023年が終わり、2024年が始まった訳ですが今回の雑記は2024年1月時点で私個人が感じた面白かった統率者&面白そうだなと思った統率者を取り上げていきたいと思います。

個人目標としてできるだけ各色最低でも1枚は紹介していこうかと思います。

併せてオススメカードの一例も順次更新していくので参考程度に閲覧してみてください。

それではいきましょう。

 

 

単色統率者編

まずは単色の統率者を紹介していきたいと思います。

今回は統率者自身のカードパワーは一切考えないものとし、効果の派手さや面白さなどで私個人が好きなカードを紹介していくつもりです。

また比較的カジュアル視点の紹介になると思います。

 

警戒

パーマネント1つが戦場に出たことによりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。

パーマネントが戦場に出ることによっては、対戦相手がコントロールしているパーマネントの能力は誘発しない。


発売前に統率者戦に於いて禁止すべきと統率者委員会から言われていたカード。

タフネスが7と非常に硬く、戦場に出たことにより誘発する能力が自身は追加で1回、相手は誘発しないという常在型能力を持ちます。

この能力がかなり強力で、使っていて楽しい統率者になります。※相手はつまらないかもしれない。

特殊勝利するカードの中にはETB能力での誘発型能力がそれに直結するカードも多く、そこを咎めていけるのは強みです。

パーマネントが戦場に出たときの誘発型能力が追加で一回増えるので、ETB能力以外も恩恵を受けられます。

 

↓オススメカード↓

 


飛行、警戒

あなたがコントロールしていてこれでないすべての天使(Angel)は、あなたがすでにコントロールしている天使1体につき1個の+1/+1カウンターが追加で置かれた状態で戦場に出る。

(T):(白)を加える。このマナは天使呪文を唱えるためにしか支払えない。


白単で天使部族を組みたい方に超オススメジェネラル。

2マナと軽く、天使限定ではありますがマナクリになるので非常に優秀です。

後続の天使は場にいる天使の数分+1/+1カウンターが置かれた状態で出てくるので、強力な天使軍団を並べることができます。勿論、天使トークンも例に漏れず強化されます。

天使は飛行や絆魂持ちも多く、ライフや戦闘面で非常に強く出れるので一方的に相手を殴り倒したい人なんかにはオススメできます。

イメージとしては部族の入門用みたいな感じです。

 

↓オススメカード↓

 


オーラ1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがそれを唱えていた場合、あなたは「あなたのライブラリーから、あなたがコントロールしているすべてのオーラと異なる名前を持ち、マナ総量がそのオーラのマナ総量以下であるオーラ・カード1枚を探し、皇の声、軽脚につけた状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。


2マナ2/2と唱えやすい軽量ジェネラルです。

オーラを唱えて戦場に出すたびに、マナ総量がそのオーラの以下のオーラをライブラリーから『皇の声、軽脚』に貼り付けることが可能です。

自身につけるオーラで無くても誘発するため、非常に小回りが効く統率者です。

また白にはオーラが戦場に出るたびに恩恵を与えるカードが多いため、アドバンテージを感じやすい楽しいデッキを組むことも可能です。

 

↓オススメカード↓

 


警戒

輝かしい聖戦士、エーデリンのパワーは、あなたがコントロールしているクリーチャーの数に等しい。

あなたが攻撃するたび、対戦相手1人につき1体の白の1/1の人間クリーチャー・トークンをタップ状態かつそのプレイヤーまたはそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している状態で生成する。


攻撃するたびに対戦相手1人につき1/1の人間トークンを出せる統率者です。

自身が場のクリーチャーの数に等しいパワーを持つため、トークン戦術とも相性が良く、警戒持ちのため防御を崩さず攻めに転じることができる強みがあります。

またトークン生成は3人いれば3体出ますし、自分自身が攻撃しなくとも生成誘発を狙えるのも大きいです。

ダブルシンボルですが、このカードを統率者に指定する場合は色拘束によるデメリットはほぼ無いと言えるでしょう。

面展開しつつ全体パワーを底上げするカードやトークン倍増カードなどが相性が良いでしょうか。

 

↓オススメカード↓

 


あなたのターン中、各対戦相手は呪文を唱えることも、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントの能力を起動することもできない。

アルガイヴの盾、ミュレルが攻撃するたび、無色の1/1の兵士・アーティファクト・クリーチャー・トークンX体を生成する。Xはあなたがコントロールしている兵士の数に等しい。


兄弟戦争』で登場したクリーチャーです。

常在能力として自身のターン中に各対戦相手は呪文を唱えることも、アーティファクトやクリーチャー、エンチャントの能力を起動することもできなくする阻害効果を持っています。

もう一つの能力は『アルガイヴの盾ミュレル』が攻撃するたび、自身がコントロールしている兵士の数だけ1/1のクリーチャー・トークンを生成します。

上で紹介した『輝かしい聖戦士、エーデリン』に似た効果を持っていますが、あちらは自身が攻撃しなくても誘発するのに対してこちらは自身が攻撃する必要があります。

この違いは明確に大きく、下手すればトークン生成ができない場合が起こりやすいという点です。

デメリットの面で見れば『輝かしい聖戦士、エーデリン』に劣る点はありますが、その分トークン生成が行えた場合の展開力はあちらよりも爆発力はあります。

兵士の数依存ではありますがトークンでもオーケーなので、兵士デッキなんかで組んでしまえば面展開では勝る場合もあるでしょう。

それにこちらは自身のターンであれば、ほぼ妨害がされないので攻めやすさは段違いです。

 

↓オススメカード↓

 


先制攻撃

放浪の騎士、バーランに装備品が2つ以上つけられているかぎり、これは二段攻撃を持つ。

(1)(白):あなたがコントロールする装備品をすべて放浪の騎士、バーランにつける。


ジャンプスタート2022』で可愛いイラストを引っ提げて登場したクリーチャー。

先制攻撃を持ち、装備品が2つ以上ついていれば二段攻撃を持つといったかなり攻撃的な統率者です。

更に2マナ支払うことで、コントロールしている装備品を全てつけることができるといった超破格の起動効果を持ちます。

装備品は唱えるのにマナ要求、装備にもマナ要求とかなりマナの要求値が高いのがネックになりがちですが、この起動効果ならば装備コストを全て踏み倒しできることになります。

ただ装備品のキャスト用のマナは必要なので、その辺の工面はどうにか考えていく必要があります。

 

↓オススメカード↓

 

最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。

(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。


青単最強と言っても過言では無いかもしれない統率者。

私はウルザという人間が好きなのでカジュアル色強めで組んでいます。

cEDHなんかにも持っていけるので青単の入門として使っても良いかもしれません。

統率者自身が強いのでいらぬヘイトを買ってしまいますが楽しい統率者です。

アーティファクト・クリーチャーで殴るような脳筋軸で遊ぶのも良し、青らしくコントロールにガッツリ寄せるのも良しです。

入門からエンドコンテンツ(cEDH)まで持ち込めるのでお勧めしたいです。※ウルザ良いよウルザ

あとイラストが大好きです。

 

↓オススメカード↓

 


あなたがこれ以外に2体以上のマーフォークをコントロールしているかぎり、海と空のシヴィエルンは破壊不能を持つ。

海と空のシヴィエルンが攻撃するたび、カード1枚を引く。

これ以外であなたがコントロールしているすべてのマーフォークは護法(1)を持つ。(これ以外であなたがコントロールしているマーフォーク1体が、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)


青単で部族デッキを組もうと思うとやはりマーフォークでしょうか。

私は一度も組んだことがありませんが、組むならこの統率者です。

他のマーフォークが2体以上いれば破壊不能を持ちます。

破壊不能が付けばシヴィエルンで殴っていけますし、その場合は攻撃するたびドローができるのも良いです。

また他のマーフォークに護法①を付与するのも地味ながら優秀です。

 

↓オススメカード↓

 


対戦相手1人が1枚以上のカードを切削するなら、そのプレイヤーは代わりにその2倍の枚数のカードを切削する。


Jumpstart』で登場した切削ギミックにフィーチャーした統率者です。

ライフは攻めず、相手のライブラリーが削れていくのを見るのが楽しい人に超オススメできます。

効果も強力で、切削枚数を2倍にするというシンプル is ベスト。

半分切削するカードなんかを使えば一気にライブラリーが消し飛びます。

勿論、ヘイトが上がりまくるのでデッキ構築する上では防御初段をいくつか持っておきたいです。

 

↓オススメカード↓

 


多相

あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、それがあなたがコントロールしている、他のパーマネント1つ以上を対象としている場合、それらのパーマネントのうち1つのコピーであるトークン1つを生成する。

対戦相手がコントロールしている呪文や能力によってあなたがこのカードを捨てたとき、パーマネント1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。


『多相』を持つ伝説のクリーチャーです。

自身が使用する対象を取るインスタント、ソーサリーを唱えるたびに対象先のクリーチャーのコピーを生成できます。

青単でETB能力を使い倒したい人にはお勧めできる統率者です。

自身が使用する対象を取るカードのみに反応するため少し取り回しが難しそうに見えるかもしれませんが、青にはバウンスによる回避や自衛手段などが複数用意されているため意外と何とかなります。

また『万物の姿、オルヴァール』の効果によって生み出されたトークンはエンド時に消滅するといったデメリットが無いため、除去されない限り場に残り続けるのも大きなポイントです。

 

↓オススメカード↓

 


護法{2}

あなたがマナ総量が3以上でありクリーチャーでない呪文を唱えるたび、カード1枚を引く。

{3}{青}:ジン=ギタクシアスを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行い、あなたの手札に7枚以上のカードがなければ起動できない。

(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を加える。)

I — あなたの手札にあるカードの枚数に等しい枚数のカードを引く。あなたが大いなる合成をコントロールし続けているかぎり、あなたの手札の上限はなくなる。

II — ファイレクシアンでない各クリーチャーをそれぞれ、オーナーの手札に戻す。

III — あなたの手札から望む数の呪文を、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。大いなる合成を追放する。その後、それを(第1面を表にして)戦場に戻す。


機械兵団の進軍』の登場した青の法務官。

護法(2)と意外と悪くない除去耐性を持ちつつ、クリーチャー以外の3マナ呪文に反応して1ドローできる統率者です。

3マナ以上とはいえ、1ドローが確約されているので手札の枚数は減っていないのは非常に有難い部分でしょう。

ただ英雄譚に変身するには7枚以上のカードが必要になるため、『ジン=ギタクシアス』だけの能力で枚数を確保するのは至難の業です。

そのため他のドローエンジンなどに頼る必要があるので、変身条件はかなり厳しい感じはします。

ただその分といってはなんですが、変身したときの能力はかなり豪快で『①手札の枚数分ドロー』、『②ファイレクシアン以外のクリーチャーをバウンス』、『③誘発時点で手札にあるカードを無料で唱えることができる、その後表面にする』の三種類になっています。

注意するべきは③の能力で、3章誘発時点に手札にあるカードのみ無料に唱えることができます。

この時、『ジン=ギタクシアス』は表面になっていないため3マナ以上唱えたときのドローは誘発しない点には注意が必要です。

 

↓参考デッキリスト↓

 

威迫

シェオルドレッドが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ、クリーチャーやプレインズウォーカーのうちトークンでない1体を生け贄に捧げる。

(4)(黒):シェオルドレッドを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行い、対戦相手1人の墓地に8枚以上のカードがあるのでなければ起動できない

(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。)

I ― 各対戦相手につきそれぞれ、クリーチャーやプレインズウォーカーでありそのプレイヤーがコントロールしている最大1体を対象とする。それを破壊する。

II ― 各対戦相手はそれぞれカード3枚を捨て、その後、カード3枚を切削する。

III ― すべての墓地にあるすべてのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す。真実の教典を追放する。その後、これを(第1面を表にして)戦場に戻す。


法務官英雄譚サイクルの黒。

ETB能力で各対戦相手に布告除去を要求します。

変身条件が厳しく、積極的に除去やハンデス、切削等を撃っていく必要があります。

変身してしまえば1章で除去、2章でハンデス&切削、3章でリアニです。

このサイクル共通で3章までの完遂がそこそこ遠く、相手に対策を取られてしまう可能性があるのがネックなポイントです。

ただし変身して英雄譚ってなんかカッコいいよね。

 

↓オススメカード↓

 


威迫

対戦相手1人がトークンでないパーマネント1つを生け贄に捧げるかパーマネント・カード1枚を捨てるたび、あなたは墓地からそのカードをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。

(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーが土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げるかカード1枚を捨てないかぎり、そのプレイヤーは3点のライフを失う。

(3)(黒):ターグリッドのランタンをアンタップする。


相手のパーマネントを生贄にするか、ハンデスすることで奪うことができる統率者です。

表面は嫌がらせをしたい方なんかには最高の統率者でしょう。

ただハンデスはその特性上、非公開情報である相手の手札からパーマネントを抜くことになるため空振りする可能性があることを忘れてはいけません。

裏面は無限マナさえ作ってしまえばそのまま無限起動して勝つを狙うことも可能です。

 

↓オススメカード↓

 


沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼をコントロールしているかぎりブロックされない。)

あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。

各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。


ヘヴィー級ジェネラル。

主に黒単でリアニメイトを軸に遊びたい方にオススメです。

リアニメイトタイミングが次の自分のアップキープからなのでかなり遅いタイミングですが、対戦相手のアップキープ毎に布告除去を強いることが可能です。

なんとか守りきり、デカブツをリアニメイトしていきましょう。

ただし欠点としては、布告除去がトークンで回避されてしまう・リアニメイトタイミングが遅い・マナコストが重いといった点。

まあ黒は瞬間的なマナ加速が可能なので、マナファクト・スペルを併用して高速キャストは可能です。

出てしまうとヘイトは高くなるので狙われる可能性はあります。

 

↓オススメカード↓

 

 


あなたが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死を得る。

あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、宝物トークン1つを生成し、その後、そのプレイヤーのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見て、裏向きで追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを唱えてもよい。(宝物トークンは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)


『ファウンデーションズ ジャンプスタート』で登場したクリーチャーです。

イラストが素晴らしく、ジャンプスタートの中ではトップレアに君臨しています。

肝心の単体瀬能ですが、4マナと少々重たくはあるものの攻撃に誘発して、対象クリーチャー1体に接死を付与することできます。

もう一つの能力は、自身がコントロールしているクリーチャーが対戦相手1人に戦闘ダメージを与えると、宝物トークン1個と与えられたプレイヤーのライブラリートップを裏向きで追放してそれを唱えることができるという能力。

対戦相手1人につきそれぞれ誘発するので、最大3個の宝物トークンと最大3枚のカードを利用することが可能です。

敏捷なこそ泥ラガバン』に近い能力ですが、このカードの強いところは追放したカードを後でも唱えられるという点。

これによりマナが伸びた先で最大限に利用することも可能だし、相手に何のカードが追放されているのかも不明なのが奇襲性が高くて非常に便利です。

また『搾り取る徴税人、レヴ』自体には除去耐性はありませんが一度攻撃さえ通せてしまえば宝物トークンが生成されるため、再キャストも問題なく行えることでしょう。

構築する上でこのカードに依存してデッキを組む場合は、回避能力持ちのクリーチャーなんかは相性が良さそうです。

 

↓オススメカード↓

 


絆魂

コストに含まれる各{黒}につきそれぞれ、そのマナを支払うのではなく、2点のライフを支払ってもよい。

あなたが黒の呪文1つを唱えるたび、ヨーグモスの息子、ケリクの上に+1/+1カウンター1個を置く。


無色4マナ+ファイレクシアマナor黒3マナの計7マナの重量級統率者です。

ただファイレクシアマナである関係上、ライフさえ払えれば実質無色4マナで唱えることができます。

2/2とスタッツは低いですが『絆魂』持ちのため、気休め程度にはライフゲインが可能です。

また常在能力で黒シンボルをファイレクシアマナとして支払うことができるようになるので、重量級の黒のスペルが唱えやすくなるのも強みと言えるでしょう。

勿論、黒シンボルのみの軽い呪文なんかも実質フリースペルと化すので取り回しがよくなります。

さらに黒の呪文を唱えるたびに+1/+1カウンターが載っていくためライフゲインの量も大きくなっていきますし、自身が持つ能力同士が非常にマッチしてると言えるでしょう。

 

↓オススメカード↓

 


あなたの終了ステップの開始時に、あなたはアーティファクトやエンチャントやクリーチャーや土地やプレインズウォーカーのうち1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれ、それと共通のカード・タイプを持つパーマネント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしなかった各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたはカード1枚を引く。


自身の終了ステップに生贄に捧げたカード・タイプと同じものを生贄要求する統率者です。

この効果は各対戦相手に及ぶため、最大で3枚ドローが可能という訳です。

生贄要求は任意であるため、自分の盤面が苦しい場合は使用しなくても良いし、相手が持っていないカードタイプを指定して無理矢理ドローする動きを行うことも可能です。

3マナ3/3と単体性能も悪くないためオススメできるカードです。

 

↓オススメカード↓

 

原初の嵐、エターリが攻撃するたび、各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。その後あなたは、それらのカードの中から望む数の呪文をそれらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


赤単色の殴りジェネラル。

各対戦相手のライブラリートップを無料で唱えられる豪快なカードです。

人気の統率者で、使用しているプレイヤーの方も多いかもしれません。

最近、ジュラシックコラボでも再録が決まりました。

コラボカードが届いた暁には、追加戦闘マシマシの殴りデッキを作ってみようと思います。

 

↓オススメカード↓

 


トランプル

あなたがコントロールしている赤の発生源が、対戦相手1人にこれのパワーよりも小さい点数の、戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりにその発生源はこれのパワーに等しい点数のダメージを与える。

これが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下でタップ状態かつ変身させた状態で戦場に戻す。

(《最深の力、オヘル・アショニル》から変身する。)

(T):(赤)を加える。

(2)(赤),(T):力の神殿を変身させる。このターンにあなたのコントロール下で赤の発生源が与えて戦闘ダメージでないダメージの合計が4点以上でなければ起動できず、起動はソーサリーとしてのみ行う。


イクサラン:失われし洞窟』で登場した神サイクルの赤。

戦闘でないダメージが自身のパワー分になる常在効果を持ちます。

破壊に関しては土地に変身するので、疑似的な耐性を持っていると言えますが表面へ戻る条件が意外に難しいため、統率者領域に戻すか変身させるかは場の状況を見て切り替えていくようになります。

基本は基礎パワーの4点を軸に1点火力を打ち込んでいくことが多いですが、パンプすればその分の火力が上がります。

ただアショニルが出るに際し、1点を飛ばすクリーチャー等が多く場にいれば必然的にヘイトが高くなるので扱いが難しい統率者かもしれません。

 

↓オススメカード↓

 


破壊不能

あなたの赤への信心が5未満であるかぎり、青銅血のパーフォロスはクリーチャーではない。

他の、あなたがコントロールしているクリーチャーは速攻を持つ。

(2)(赤):あなたはあなたの手札から、赤のクリーチャー・カード1枚かアーティファクト・クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。


起動コストは違えど、統率者領域に置ける『騙し討ち』です。

騙し討ち』と違う点は自身が破壊不能なため除去されにくい点があります。

また他のクリーチャーに速攻も付与できます。

上に挙げているエターリも採用できますし、デカブツを踏み倒せるカードです。

エルドラージと追加戦闘を採用すると楽しそうです。

 

↓オススメカード↓

 


あなたがコントロールしている、他のすべてのドワーフ(Dwarf)は+1/+0の修整を受ける。

あなたがコントロールしているドワーフ1体がタップ状態になるたび、宝物トークン1つを生成する。

宝物5つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからアーティファクトかドラゴンであるカード1枚を探し、戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。


赤単統率者では最強クラスのジェネラル。

cEDHでも活躍できますが、雑にカジュアルで組んでも面白いです。

宝物5つを生け贄に捧げるだけでデッキから好きなアーティファクトやドラゴンを踏み倒せるのは強力。

昨今は宝物を簡単に生成できるのでそこまで難しくない条件です。

アーティファクト軸・ドラゴン軸・ハイブリッド軸など色々な方向性で組めるため、割かし多様性はあるジェネラルと感じます。

 

↓オススメカード↓

トランプル、到達

ヴォリンクレックスが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森カード最大2枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。

(6)(緑)(緑):ヴォリンクレックスを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を加える。)

I ― カード10枚を切削する。その切削されたカードの中からクリーチャー・カード最大2枚を戦場に出す。

II ― あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを対象として7個分を割り振る。それらの上にその割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。

III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは「(1):あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。このクリーチャーはそれと格闘を行う。」を得る。偉大なる進化を追放する。その後、これを(第1面を表にして)戦場に戻す。


法務官英雄譚サイクルの緑。

5マナと少々重たいですが、ETB能力で森2枚を手札に加えられるのでマナ基盤はしっかり整えることができます。

地味に到達・トランプル持ちで飛行戦力を受け止められる上に、8マナと重いですが英雄譚へと変身します。

変身後の英雄譚は各章それぞれ豪快なので使っていると面白く感じると思います。

1章でデカブツを展開できれば、2章・3章で場を制圧できるでしょう。

ただネックなのは3章まで完遂するのに変身ターン込みで3ターン必要なところです。

3章まで到達してしまえば、再び表面に戻れるので場持ちは非常に良いです。

とりあえず出すだけで土地は2枚確保できるので、土地を追加セットできるクリーチャーなんかと同時に採用してデカブツを展開していくようなデッキは楽しそうです。

 

↓オススメカード↓

 


トランプル、速攻

あなたがパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、そのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその2倍の個数のその各種類のカウンターを置く。

対戦相手がパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、その対戦相手はそのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその端数を切り捨てた半分の個数のその各種類のカウンターを置く。


上記のヴォリンクレックスをより1マナ重いです。

到達が無い代わりに速攻持ちになっています。

こちらは変身能力のような絡めてはありませんが自身が置くありとあらゆるカウンターを倍にし、逆に相手が置くカウンターを半分にします。

このヴォリンクレックスは色々とデッキコンセプトがありますが、よく見かけるのは+1/+1カウンター軸・毒カウンター軸・プレインズウォーカー軸の3種類でしょうか。

単純に+1/+1カウンターが倍になるのは強いし、統率者ダメージを狙っていけるコンセプトです。

毒カウンターも倍乗せることができれば相手を死に追いやるのが2倍早くなります。

しかし派手さが欲しいという方はプレインズウォーカー軸でしょう。

プレインズウォーカーが戦場に出る際に忠誠度カウンターが倍になって出てきますから、出てすぐに奥義なんてことも全然あり得ます。

選べるコンセプトが多いという点で非常にオススメの統率者です。

 

↓オススメカード↓

 


あなたの各ターンに、あなたは追加で土地を2つプレイしてもよい。


シンプルイズベスト。

3マナと軽く、土地を毎ターン3つ置けるようになる統率者です。

アニメ調のイラストも追加されて非常に華やかになりました。

土地を置きまくりたい方にオススメで、ライブラリートップや墓地からセットできるようにすればデッキ圧縮もかなり進められます。

必然的に土地が伸びていきますからデカブツを展開していくのも遥かに容易です。

またこのクリーチャーをわざわざ除去するような展開も非常に稀なので気持ちよく遊べることが多いでしょう。

ただし土地が複数回置けるからといって『不毛の大地』や『露天鉱床』なんかで土地を割り出すとヘイトが滅茶苦茶上がるので注意しましょう。

 

↓オススメカード↓

 

 

おわりに

如何だったでしょうか。

今回は個人的に好きな単色統率者達を紹介しました。

最近は新しい伝説のクリーチャーが大量に出てきていますので、選択肢の幅はかなりあると思います。

その中で自分に合いそうなジェネラルを探すのも一つの楽しみ方ですね。

今回は単色ということで、次があれば多色のおすすめジェネラルなんかも紹介していきたいですね。

それでは次の雑記でお会いしましょう。

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Taisa

職業:自営業 ブログ内容:主にMTGメインで集めており、統率者を主戦場として活動しております。 他TCG(遊戯王、ポケカ)も多少なりとも集めています。あとは玩具の紹介などです。基本的には雑記ブログですが、訪問していただいた方々が満足できるような情報も発信していけるよう努力する所存です。

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